月別アーカイブ: 2012年2月

シリア国民評議会の使節団がアラブ連盟の事務総長および次長と会談、また同事務総長は国連に対し連盟・国連合同監視団のシリア派遣を要請(2012年2月11日)

国内の暴力 『ハヤート』(2月12日付)によると、ヒムス県ヒムス市バーブ・アムル地区、ダマスカス郊外県ザバダーニー市に対する軍・治安部隊の掃討作戦が続き、25人(うち19人が民間人)が死亡した。 ** SANA(2月11 … Read More

アレッポ市で軍事情報局施設と治安維持部隊施設を標的とした自爆テロが発生するなか、シリア国民評議会はドーハで大会を開催し「シリアの友連絡グループ」への対応などを審議(2012年2月10日)

国内の暴力 SANA(2月10日付)など内外のメディアによると、アレッポ県アレッポ市で軍事情報局施設と治安維持部隊施設を標的とした自爆テロ(車爆弾)が発生し、民間人と軍人少なくとも28人が死亡し、235人が負傷した。 負 … Read More

自由シリア軍メンバーを名のる人物がダマスカス郊外県からメッセージを発信し「さらなる武器支援」を要請、国連の潘事務総長が国連・アラブ連盟による合同監視団を派遣する構想を提起(2012年2月9日)

国内の暴力 ヒムス県では、複数の活動家・目撃者によると、ヒムス市で軍・治安部隊による掃討作戦が続き、地元調整諸委員会によると110人余りが殺害されたという。 掃討作戦はバーブ・アムル地区、ハーリディーヤ地区、インシャーア … Read More

プーチン首相がアサド政権打倒に固執する西側諸国や一部アラブ諸国を「無謀」と非難する一方、英外相は自国が「シリアの友」グループにおいて主導的役割を果たす意向を示す(2012年2月8日)

国内の暴力 ヒムス県では、複数の活動家・住民が伝えたところによると、ヒムス市内の反体制勢力が占拠しているとされる複数地区を奪還するための、軍・治安部隊による大規模な掃討作戦が行われ、ロケット弾や迫撃砲による間断のない攻撃 … Read More

ロシアのラブロフ外相がシリアを訪問しアサド大統領を含む政府高官と面会、英仏を含む欧州5か国は相次いで駐ダマスカス大使の召還を発表(2012年2月7日)

アサド政権の動き ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣がシリアを訪問し、アサド大統領、ファールーク・シャルア副大統領、ワリード・ムアッリム外務大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談した。 シリアを訪問した … Read More

ヒムス市で軍・治安部隊による大規模な掃討作戦が継続するなか、オバマ米大統領は「軍事的介入なしに(シリアの危機を)解決することが非常に大切だ」と語る(2012年2月6日)

国内での暴力 複数の反体制活動家・目撃者などによると、ヒムス県ヒムス市のバーブ・アムル地区など複数の地区で、軍・治安部隊による大規模な掃討作戦が継続された。 現地で取材をしていたBBC記者によると、300発以上の迫撃砲が … Read More

軍・治安部隊がシリア各地で離反兵への掃討作戦を強化するなか、西側諸国や一部アラブ諸国の首脳がロシア・中国による拒否権発動を激しく批判(2012年2月5日)

国内の暴力 国連安保理を通じた西側諸国および一部アラブ諸国のアサド政権へのバッシングが露中の拒否権発動で阻止されたことを受けるかたちで、シリア各地で軍・治安部隊が市民を巻き込んだ離反兵への掃討作戦が激化させた。 ** イ … Read More

国連安保理対シリア決議案がロシアと中国の拒否権発動によって否決される一方、ヒムス市で実施された軍・治安部隊による大規模な掃討作戦により200人以上の市民が死亡(2012年2月4日)

国内の暴力:ヒムス市掃討など シリアの複数の反体制勢力筋は、住民からの情報として、ヒムス県ヒムス市で3日晩から4日にかけて、軍・治安部隊による大規模な掃討作戦が行われ、200人以上の市民が殺害されたと発表した。 情報を発 … Read More

各地で反体制・親体制デモが散発するなか、ガティロフ外務次官が修正された対シリア安保理決議案に関し「現状において支持できない」と表明(2012年2月3日)

国内の暴力と反体制・親体制デモ シリア革命総合調整委員会、地元調整諸委員会などによると、各地で反体制デモが発生し、軍・治安部隊によって少なくとも33人が殺害された。 これらの反体制勢力によると、ダマスカス県、ダマスカス郊 … Read More

ロシアを除く安保理メンバー14か国のコンセンサスに基づく対シリア修正決議案が完成、その内容は西側諸国や一部アラブ諸国による圧力が事実上無力化されたもの(2012年2月2日)

国連の動き 対シリア決議案に関する国連安保理の非公式会合が続き、ロシアの要求に応じるかたちで、アサド政権への制裁や政権交代、外国の軍事干渉の根拠となる可能性のある文言が修正され、『ハヤート』(2月3日付)によると、安保理 … Read More

カタールのブン・ジャースィム首相が安保理諸国代表らと相次いで会談し、西側諸国と一部アラブ諸国による対シリア安保理決議案への支持を改めて求める(2012年2月1日)

国連の動き アサド政権バッシングの急先鋒であるカタールのハマド・ブン・ジャースィム首相兼外務大臣は、ニューヨークで安保理諸国代表らと相次いで会談し、西側諸国と一部アラブ諸国による対シリア安保理決議案への支持を求めた。 ま … Read More