月別アーカイブ: 2013年9月

自由シリア軍を名乗る反体制武装集団の代表550人がトルコのアンタキアで「革命勢力委員会」を結成を宣言するなか、米国務長官と露外相がシリアが保有する化学兵器の国際管理・廃棄の具体案に関する協議を開始(2013年9月12日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(9月12日付)などによると、アレッポ市の旧市街の「シリア革命青年連立」の本部に、地元の自治評議会や武装集団の代表が会し、米国のシリアへの軍事攻撃への対応などについて協議した。 会 … Read More

トルコのPKKがクルド人戦闘員約3,000人をシリアに派遣することに関してアサド政権から承認を受けたと報じられるなか、ホワイトハウスはシリアの化学兵器の国際管理・廃棄に関するロシアの「建設的な役割」を評価(2013年9月11日)

反体制勢力の動き タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官は訪問先の米ワシントンDCで「米国は、最高軍事評議会(自由シリア軍参謀委員会)に非殺傷兵器の支援だけでなく、殺傷兵器の支援を行っている」と述べた。 ま … Read More

シリアが化学兵器の国際管理・廃棄に関連するロシアのイニシアチブに同意したことが明らかになるなか、オバマ大統領はこの外交的解決策を支持しつつシリアへの軍事攻撃を当面見送るとの方針を示す(2013年9月10日)

反体制勢力の動き 自由シリア軍合同司令部中央広報局のファフド・ミスリー氏は、AKI(9月10日付)に、シリアの化学兵器の国際管理・廃棄に関するロシアの提案にワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣が歓迎の意を示したことに関 … Read More

ムアッリム外相が露外相との会談後の記者会見のなかで「軍事シナリオはテロリストに資するだけ」と警鐘を鳴らすなか、米国務長官は「シリア政府への攻撃をやめる唯一の道がある」と公言(2013年9月9日)

反体制勢力の動き 自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長は、シリアの化学兵器の国際監視・廃棄に関するロシアの提案にシリア政府が歓迎の意を示したこと(後述)に関して、ジャズィーラ・チャンネル(9月9日付)で、「 … Read More

西クルディスタン人民議会とシリア・クルド国民評議会がシリア北東部における自治構想をめぐって合意に至る、米国務長官はシリア情勢をめぐってアラブ諸国9か国の外相やアラブ連盟事務局長と会談(2013年9月8日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(9月9日付)は、クルド人高官らの話として、西クルディスタン人民議会(民主統一党)とシリア・クルド国民評議会が、クルド人が多く住むシリア北部および東部での自治構想に関して合意(http:// … Read More

バアス党シリア地域指導部が与野党代表らとの会合のなかで軍事攻撃への対応などについて協議するなか、EU加盟28カ国はリトアニアで開かれた外相会合のなかで「国連を通じた紛争解決の必要性」を確認(2013年9月7日)

反体制勢力の動き SANA革命通信(9月7日付)は、自由シリア軍合同司令部報道官のカースィム・サアドッディーン大佐が「西側諸国が行うであろう軍事攻撃発生に合わせて、シリアの政権の戦略拠点複数カ所に対して大規模な軍事作戦を … Read More

プーチン大統領がオバマ大統領との20分にわたる会談ののち、シリアが軍事攻撃を受けた場合「(シリアを)支援する」と述べ米国に同調的な各国をけん制(2013年9月6日)

反体制勢力の動き シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダマスカス県マアルーラー市へのシャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団の襲撃に関して、「民間人の人命保護と遺跡保存」のために戦闘員が撤退したと発表した。 ** … Read More

サンクトペテルブルクでG20サミットが開催され米国が準備を進める軍事介入の是非をめぐって激しい議論が交わされる、安倍首相は「(化学兵器使用が)アサド政権に責任があるのは明らか」と断言(2013年9月5日)

反体制勢力の動き 『ラアユ』(9月5日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長と自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長が、アレッポ県ハーン・アサル村での反体制武装集団による … Read More

米上院外交委員会がシリアへの軍事攻撃に関する決議案を承認するなか、ミクダード外相が米紙によるインタビューのなかでイスラエル、ヨルダン、トルコが米国の軍事攻撃に同調した場合、シリア軍が反撃する可能性があることを示唆(2013年9月4日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(9月4日付)は、ザマルカー町地元評議会が記者会見を開き、21日の化学兵器攻撃の被害について説明、同市と隣接するアイン・タルマー村に化学兵器を装填したロケット弾11発が着弾したと発 … Read More

軍と国防隊がイドリブ県アリーハー市内のシャーム自由人大隊とシャームの民のヌスラ戦線を掃討するなか、国連事務総長は紛争の政治的解決に向けたジュネーブ2会議を早急に開催するよう呼びかけ(2013年9月3日)

反体制勢力の動き 反体制サイトのクッルナー・シュラカー(9月3日付)は、米国が準備しているとされるシリアへの軍事攻撃の是非をめぐって、ダマスカス県およびダマスカス郊外県住民や活動家の意見が分かれていると報じた。 同報道に … Read More

仏政府が「アサド政権による大規模で組織的な化学兵器攻撃が行われた」と断じる報告書を公開するなか、NATO事務局長は米国が準備するシリアへの軍事攻撃に参加しない意向を改めて示す(2013年9月2日)

反体制勢力の動き 民主的変革諸勢力国民調整委員会の執行部はダマスカスで声明を出し、21日のダマスマス郊外県での化学兵器攻撃がアサド政権によるものだとの考えられるとしつつ、米国が準備するシリアへの軍事攻撃が、米国とシオニス … Read More

アサド大統領がイラン使節団と面会し米国が準備している軍事攻撃などについて協議するなか、カイロでのアラブ連盟定例外相会議が「化学兵器使用の責任がアサド政権にある」と断じつつ閉幕(2013年9月1日)

反体制勢力の動き 民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア在外局長はスカイニュース(9月1日付)に、「アサド政権による化学兵器使用への適切な対応は政治対話だ」と述べ、米国が準備するシリアへの軍事攻撃を拒否する … Read More