諸外国の動き:イラン外相、シリアへの軍事介入で事態を複雑にしないようトルコに求める(2014年10月3日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と電話会談を行い、トルコ国会でシリアとイラクでの軍事行動が承認されたことに関して、「地域諸国は現在起こっている事態に対して責任をもって対処し、事態を複雑にしてはならない」と伝えた。

IRNA(10月3日付)が伝えた。

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トルコのアフメト・ダウトオール首相は、ハベル・チャンネルでダーイシュ(イスラーム国)のアイン・アラブ市(アレッポ県)への接近に関して、「コバネ(アイン・アラブ)陥落を望んでいない…。コバネが陥落しないようできる限りのすべてのことをする」と述べた。

AFP, October 3, 2014、AP, October 3, 2014、ARA News, October 3, 2014、Champress, October 3, 2014、al-Hayat, October 4, 2014、IRNA, October 3, 2014、Kull-na Shuraka’, October 3, 2014、al-Mada Press, October 3, 2014、Naharnet, October 3, 2014、NNA, October 3, 2014、Reuters, October 3, 2014、SANA, October 3, 2014、UPI, October 3, 2014などをもとに作成。

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