新体制紙が「テロの炎」がヨルダンとレバノンに波及する可能性について警鐘を鳴らす(2013年3月17日)

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シリア政府の動き

『サウラ』(3月17日付)は、社説で「テロの炎で焼かれるシリア情勢は、ヨルダンとレバノンからの手が、故意にあるにせよ、そうでないにせよ、忍びよるのであれば、それだけで炎に包まれることはないだろう」と述べ、シリア国内でのサラフィー主義者のテロ活動が両国にも波及する危険があると警鐘をならし、両国政府に暗に対応を迫った。

国内の暴力

ラッカ県では、複数の反体制消息筋によると、ヒッティーン農場地区で第17師団本部を包囲する反体制武装集団に対して、軍が空爆を行った。

シリア・イスラーム戦線によると、反体制武装集団は同師団本部内の複数の拠点をすでに制圧しているのだという。

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アレッポ県では、反体制活動家らの複数のサイトによると、サラフィー主義反体制武装集団が運営するシャリーア委員会の部隊がバーブ市郊外の軍の基地に突入し、行方不明者10人の遺体、略奪品、密輸された武器などを押収した。

また、シリア・イスラーム戦線によると、反対武装集団は、このほかにも第93旅団本部、タブカ航空基地を包囲し、制圧を試みているのだという。

一方、SANA(3月17日付)によると、アターリブ市、ア