ドイツのメルケル内閣はシリア領内でのフランスによるダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦への軍事支援を承認(2015年12月1日)

ドイツのアンゲラ・メルケル内閣は、フランスによるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦にドイツ連邦軍が軍事支援を行うことを承認した。

なお、ドイツ連邦軍のフォルカー・ビーカー統合幕僚長は『ビルト』(11月29日付)に、フランスがシリアで展開するダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を支援するため、1,200人規模のドイツ軍部隊を派遣する計画であることを明らかにしていた。

ビーカー統合幕僚長はに「軍事的観点から言えば、航空機や艦船を運用するのに約1,200人の兵士が必要となるだろう」と述べ、「命令が下り次第、非常に迅速に」任務を開始すると付け加えた。また「政府は年内の発令を目指している」という。


AFP, November 30, 2015、December 1, 2015、AP, December 1, 2015、ARA News, December 1, 2015、Champress, December 1, 2015、al-Hayat, December 2, 2015、Iraqi News, December 1, 2015、Kull-na Shuraka’, December 1, 2015、al-Mada Press, December 1, 2015、Naharnet, December 1, 2015、NNA, December 1, 2015、Reuters, December 1, 2015、SANA, December 1, 2015、UPI, December 1, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.