リヤドでの反体制派の合同会合に参加したイスラーム軍、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動が、ヌスラ戦線などとともにダマスカス郊外県マルジュ・スルターン村一帯奪還に向けた合同作戦司令室を結成(2015年12月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月15日付)によると、マルジュ・スルターン村一帯を喪失したイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャームの民のヌスラ戦線、ラフマーン軍団が同地の奪還に向けた新たな作戦司令室を設置した。

クッルナー・シュラカー(12月15日付)によると、合同作戦司令室に参加した組織は以下の通り戦闘員を提供することで合意、またアブー・バッシャーム・バッラー氏を司令官、アブー・ハーリド・イスラーム氏を副司令官に任命したという。

ラフマーン軍団:100人
イスラーム軍:100人
アジュナード・シャーム・イスラーム連合:50人
シャームの民のヌスラ戦線:100人
シャーム自由人イスラーム運動:50人

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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