Oxfamはシリア紛争に対する富裕国の支援額、受け入れ表明難民数の一覧をまとめた報告書を発表(2016年2月1日)

英国の支援団体Oxfamは「シリア危機の公正な分担に関する分析2016」(Syria Crisis Fair Share Analysis 2016)と題した報告書を発表し、富裕国による支援額、受け入れを表明した難民数の一覧を発表した(https://www.oxfam.org/sites/www.oxfam.org/files/file_attachments/bn-syria-fair-shares-analysis-010216-en.pdf)。

同報告書によると、2015年の各国の拠出総額は推計で89億米ドルだったが、この額は国連、赤十字国際委員会などが必要だとしてきた額の56.5%に過ぎなかった。

また各国が受け入れ表明した難民の数は12万8,612人に過ぎず、Ofxamが2016年末までに受け入れを求めている46万人には到底達していないという。

Oxfam, February 1, 2016などをもとに作成。

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