シリア軍はシャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動の対立が続くアレッポ県西部などを攻撃(2017年1月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動の戦闘が続くアレッポ市西部のラーシディーン地区郊外、電力協会地区、ハーン・アサル村、ダーラト・イッザ市などに対して砲撃を加えた。

このうち、ダーラト・イッザ市には地対地ミサイルと思われる砲弾が撃ち込まれた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマイダアーニー村、ハザルマー村、カースィミーヤ町一帯、ドゥーマー市一帯を砲撃、同地でジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(1月31日付)によると、ラジャート高原で爆弾が爆発し、住民3人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(1月31日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、ラスタン市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, January 31, 2017、AP, January 31, 2017、ARA News, January 31, 2017、Champress, January 31, 2017、al-Hayat, February 1, 2017、Iraqi News, January 31, 2017、Kull-na Shuraka’, January 31, 2017、al-Mada Press, January 31, 2017、Naharnet, January 31, 2017、NNA, January 31, 2017、Reuters, January 31, 2017、SANA, January 31, 2017、UPI, January 31, 2017などをもとに作成。

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