米主導の有志連合は3月3~5日の3日間で、YPG主体のシリア民主軍、シリア軍がダーイシュと戦うラッカ県、ダイル・ザウル県を重点的に爆撃(2017年3月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月3~5日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

3月3日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して11回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(5回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

3月4日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

3月5日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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