イドリブ県で対立するシャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動が和解(2017年3月8日)

シャーム解放機構の幹部の一人でアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク大尉(ヌールッディーン・ザンキー運動)はツイッター(3月7日付)で、シャーム自由人イスラーム運動との和解合意が成立したと綴った。

アブドゥッラッザーク大尉によると、和解合意は、武力衝突の停止、双方の停戦、双方が新たに設置した検問所の撤去などを骨子とするという。

Kull-na Shuraka’, March 8, 2017

また、イドリブ県で活動する活動家がARA News(3月8日付)に明らかにしたところによると、和解合意は、このほか捕虜交換、シャーム解放機構のマストゥーマ基地からの撤退などが盛り込まれているという。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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