シャーム解放機構はイラクでのカタール人狩猟家26人の解放と、カタール仲介によるファトフ軍とイラン革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意の関係を否定(2017年4月22日)

シャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の広報関係局長を務めるイマードッディーン・ムジャーヒド氏は、2015年12月にサウジアラビア国境近くで狩猟中にシーア派の集団と思われる一団によって拉致されていたカタール人狩猟家26人が解放されたに関して、カタールの仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意とは無関係でだと述べ、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの住民退去、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町からの戦闘員および家族の退去、シリア政府による逮捕者釈放などの一環で行われたとの一部報道を否定した。

SNN(4月21日付)などが伝えた。

AFP, April 22, 2017、AP, April 22, 2017、ARA News, April 22, 2017、Champress, April 22, 2017、al-Hayat, April 23, 2017、Iraqi News, April 22, 2017、Kull-na Shuraka’, April 22, 2017、al-Mada Press, April 22, 2017、Naharnet, April 22, 2017、NNA, April 22, 2017、Reuters, April 22, 2017、SANA, April 22, 2017、SNN, April 22, 2017、UPI, April 22, 2017などをもとに作成。

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