YPG主体のシリア民主軍はタブカ市南部の3地区を制圧する一方、米主導の有志連合は同市北部を爆撃しダーイシュ戦闘員40人を殲滅(2017年4月28日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が声明を出し、タブカ市でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、市内何部のナバービラ地区、ザフラー地区、ワフブ地区を制圧したと発表した。

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同じくラッカ県では、ARA News(4月28日付)によると、米主導の有志連合がタブカ市北部に位置するダーイシュ(イスラーム国)支配下のダブスィー・アフナーン村を空爆し、ダーイシュ戦闘員40人を殺害、装甲車10輌を破壊した。

AFP, April 28, 2017、AP, April 28, 2017、ARA News, April 28, 2017、Champress, April 28, 2017、al-Hayat, April 29, 2017、Kull-na Shuraka’, April 28, 2017、al-Mada Press, April 28, 2017、Naharnet, April 28, 2017、NNA, April 28, 2017、Reuters, April 28, 2017、SANA, April 28, 2017、UPI, April 28, 2017などをもとに作成。

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