シリア軍はアレッポ県東部のダーイシュの拠点ジャッラーフ航空基地、マスカナ市を爆撃(2017年4月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、タブカ市、ラッカ市に通じるユーフラテス川(アサド湖)西岸の街道沿いに位置するダーイシュ(イスラーム国)支配下のジャッラーフ航空基地、マスカナ市に対して空爆が実施された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジュッブ・ジャッラーフ村一帯を空爆、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(4月29日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部墓地地区、工場地区一帯、ジャウラ地区、クスール地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 29, 2017、AP, April 29, 2017、ARA News, April 29, 2017、Champress, April 29, 2017、al-Hayat, April 30, 2017、Kull-na Shuraka’, April 29, 2017、al-Mada Press, April 29, 2017、Naharnet, April 29, 2017、NNA, April 29, 2017、Reuters, April 29, 2017、SANA, April 29, 2017、UPI, April 29, 2017などをもとに作成。

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