米主導の有志連合は8月2日~3日の2日間でダイル・ザウル県一帯、ラッカ市近郊などに43回の爆撃を実施(2017年8月4日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月2~3日の2日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

8月2日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し27回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(3回)、シャッダーディー市近郊(4回)、ラッカ市近郊(14回)に対して行われた。

8月3日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して21回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(3回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(11回)に対して攻撃が行われた。

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CENTCOMはまた、6~7月のシリア領内(ダイル・ザウル県)での有志連合の空爆により、ダーイシュ幹部のアブドゥルガフール、アブー・フットゥーム(東南アジア出身)、ラヴドリム・ムハフヘリ(Lavdrim Muhaxheri、アルバニア人)、ラーズィム・カストラティ、イフラーン・ハフィーキー(アルバニア人)、オルハン・ラマダーニーを殺害したと発表した。

CENTCOM, August 4, 2017をもとに作成。

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