シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会メンバーのカルラ・デル・ポンテ女史が辞意表明(2017年8月6日)

シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会のメンバーで前国際連合戦争犯罪主任検事のカルラ・デル・ポンテ女史は、スイス日刊紙のインタビューに応じ、そのなかで「私は苛立っている。降参しました! 辞表を書きて、数日中に提出する」と述べ、辞意を示した。

ポンテ女史は「何もしていないこの委員会に留まることはできない…。安保理は正義を実現しようとはしていない」と非難した。

AFP(8月6日付)が伝えた。

AFP, August 6, 2017、AP, August 6, 2017、ARA News, August 6, 2017、Champress, August 6, 2017、al-Hayat, August 7, 2017、Kull-na Shuraka’, August 6, 2017、al-Mada Press, August 6, 2017、Naharnet, August 6, 2017、NNA, August 6, 2017、Reuters, August 6, 2017、SANA, August 6, 2017、UPI, August 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.