シリア駐留ロシア軍はヒムス県北部のラスタン市に初めて人道支援物資を搬入(2017年8月9日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの報道官は、ヒムス県北部での戦闘停止と緊張緩和地帯設置にかかる停戦合意を受けて、ロシア軍の人道支援チームがラスタン市に初めて人道支援物資を搬入した。

同報道官によると、ロシア側は、同地で活動する約10の反体制武装集団が、停戦規定を順守し、ヒムス市とハマー市を結ぶ街道を再開することを期待しているという。

SANA, August 9, 2017

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.