YPG主体のシリア民主軍の政治母体シリア民主評議会の前議長はダマスカス、ラタキア、ヒムスに事務所を開設すると述べる(2018年7月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド前議長は、首都ダマスカスなどに近くシリア民主評議会の事務所を開設することを明らかにした。

アフマド前議長は、ラッカ県タブカ市で16日から3日間の予定で開催されていた第3回大会閉幕後、「評議会は、ダマスカス、ラタキア、ヒムス、ハマーに事務所を開設し、そこで活動を行う…。現在のところ変革には良い面がある…。国内外で協議や外交トラックが動いている。これらすべてが、評議会の執行委員会の活動の一環として行われている」と述べた。

なお、第3回大会では「国を救済する唯一の方法である交渉を通じた政治的解決を選択する」とする閉幕声明が採択された。

『ハヤート』(7月19日付)が伝えた。

AFP, July 18, 2018、ANHA, July 18, 2018、AP, July 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2018、al-Hayat, July 19, 2018、Reuters, July 18, 2018、SANA, July 18, 2018、UPI, July 18, 2018などをもとに作成。

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