ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから467人、ヨルダンから516人の難民が帰国、避難民271人が帰宅(2019年1月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月31日付)を公開し、1月30日に難民983人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは467人(うち女性140人、子供238人)、ヨルダンから帰国したのは516人(うち女性155人、子供263人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は118,678人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者49,572人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者69,106人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 347,958人(うち女性104,413人、子供177,351人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民271人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは29人(うち女性9人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは242人(うち女性83人、子供114人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は6,787人(うち女性2,322人、子供2,999人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,275,383人(うち女性384,881人、子供646,765人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 31, 2019をもとに作成。

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