ロシア難民受入移送居住センター:難民461人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は636,066人に(2020年12月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月20日付)を公開し、12月19日に難民461人(うち女性138人、子供235人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民461人(うち女性138人、子供235人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は636,066人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者240,818人(うち女性72,393人、子ども122,548人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,734,693人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は865,346人(うち女性259,669人、子供441,039人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.