カーミシュリー市でのシリア軍とアサーイシュの対立にロシア軍が介入し仲裁(2020年12月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市に駐留するロシア軍部隊が、シリア軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)を仲介し、双方が拘束していた兵士・隊員を釈放させた。

同市では、12月26日晩、アサーイシュが空軍情報部の隊員3人を拘束、これに対抗してシリア軍もアサーイシュ隊員を逮捕し、緊張が高まっており、ロシア軍が市内のパトロールを強化するなどして、事態収拾を試みていた。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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