シリア経済対外通商省は、湾岸諸国向けの食品を積んだ冷凍トレーラー多数がジャービル通行所で足止めを食っている問題でヨルダン内務省が通関業務を延長することに同意したと発表(2021年6月30日)

経済対外通商省は声明を出し、同省と駐ヨルダン・シリア大使館が、湾岸諸国(サウジアラビアなど)向けの食品を積んだ冷凍トレーラー多数が、ジャービル国境通行所(シリア側はダルアー県ナスィーブ国境通行所)で足止めを食っている問題をめぐって、ヨルダンの関係省庁と協議、ヨルダン内務省がジャービル通行所の通関業務を午後7時半まで延長することに同意したと発表した。

ヨルダンの内務省は、入国時のPCR検査態勢を強化するため、通商省、保健省と調整中だという。

SANA(6月30日付)が伝えた。

AFP, June 30, 2021、ANHA, June 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2021、Reuters, June 30, 2021、SANA, June 30, 2021、SOHR, June 30, 2021などをもとに作成。

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