アサド大統領はPFLP-GCの書記長を代表とする使節団と会談(2021年9月4日)

アサド大統領は、パレスチナ人民解放戦線総司令部派(PFLP-GC)のタラール・ナージー書記長を代表とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

パレスチナ使節団は、ナージー書記長、ハーリド・ジブリールPFLP-GC副書記長、アンワル・ラジャー政治局員、ラーミズ・ムスタファー政治局員の4人。

SANA(9月4日付)によると、会談では、シリア、パレスチナ情勢、アラブ中東情勢の進展について意見が交わされた。

アサド大統領は、欧米諸国のシリアに対する経済戦争、経済制裁が、敵が軍事、安全保障面での失敗に伴うもので、シリアの大衆基盤を狙ったものだが、シリア国民はこれを克服する能力があると強調した。

これに対して、ナージー書記長は、パレスチナ問題に対するアサド大統領指導下のシリアの確固たる姿勢に謝意を示したうえで、並外れた歴史的アラブ指導者であるアサド大統領の知恵、勇気を称賛した。

AFP, September 4, 2021、ANHA, September 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2021、Reuters, September 4, 2021、SANA, September 4, 2021、SOHR, September 4, 2021などをもとに作成。

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