シリアとレバノンの主要閣僚会合がマスカスで開催され、レバノンへのエジプト産天然ガスとヨルダン産電力の中継輸送で合意(2021年9月4日)

シリアとレバノンの主要閣僚会合が首都ダマスカスで開催された。

会合は、シリア側からファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣(代表)、キナーン・ヤーギー財務大臣、バッサーム・トゥウマ石油鉱物資源大臣、国家計画協力委員会のファーディー・ハリール委員長、アリー・アブドゥルカリーム在レバノン・シリア大使、レバノン側からザイナ・アカル副首相兼国防大臣兼外務大臣代行、ガーズィー・ワズニー財務大臣、ライムーン・ガジャル・エネルギー資源大臣、アッバース・イブラーヒーム総合情報総局(少将)、サアド・ザヒヤー駐シリア・レバノン大使、そしてレバノン・シリア最高評議会のナスリー・フーリー議長が出席した。

レバノン側の出席者は9月4日早朝に、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所(レバノン側はマスナア国境通行所)を経由し、陸路でシリアに入国していた。

会合後、フーリー議長は報道声明を出し、レバノン側からの要請を受けて、エジプト産の天然ガスとヨルダンで生産される電力をシリア領経由でレバノンに移送することが合意されたと発表した。

SANA(9月4日付)が伝えた。

AFP, September 4, 2021、ANHA, September 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2021、Reuters, September 4, 2021、SANA, September 4, 2021、SOHR, September 4, 2021などをもとに作成。

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