ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2022年5月22日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(5月22日付)によると、会談では、双方共通の関心事、和解プロセス実施地域拡大などを通じたシリア政府による安定強化に向けた取り組みなどについて意見が交わされた。

ミクダード外務在外居住者大臣は、4月30日に施行されたテロ犯罪に対する恩赦(法令第7号)の重要性が説明されるとともに、トルコがシリア難民100万人の「自発的」帰還を目的とした新たなプロジェクトの開始を宣言したことへの危機感を伝え、国連にこうした試みに与しないよう求めた。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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