レバノンの動き:ヒズブッラーがシリア人武装集団と捕虜交換(2014年11月25日)

ヒズブッラーは声明を出し、シリア領内のカラムーン地方(ダマスカス郊外県)でシリア人武装集団によって拘束されていた戦闘員のイマード・アイヤード氏が釈放されたと発表された。

アイヤード氏の釈放は、ヒズブッラーが拘束していたシリア人戦闘員2人との捕虜交換によるという。

AFP, November 25, 2014、AP, November 25, 2014、ARA News, November 25, 2014、Champress, November 25, 2014、al-Hayat, November 26, 2014、Kull-na Shuraka’, November 25, 2014、al-Mada Press, November 25, 2014、Naharnet, November 25, 2014、NNA, November 25, 2014、Reuters, November 25, 2014、SANA, November 25, 2014、UPI, November 25, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:シリア軍がラッカ市を爆撃(2014年11月25日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているラッカ市工業地区などを10回にわたって空爆し、子供3人を含む住民36人が死亡、数十人が負傷した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月25日付)は、ダーイシュ・ラッカ州の治安局高官が何者かに暗殺されたと報じた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって追放されていたシュアイタート部族避難民数千人が、ダーイシュの許可を得て、ガラーニージュ市に帰宅した。

ただし同監視団によると、キシュキーヤ町、アブー・ハマーム市から避難しているシュアイタート部族住民数千人の行方は、依然として不明だという。

帰宅許可は、カリフを名乗るアブー・バクル・バグダーディー氏の命令によるもので、帰宅に際して、シュアイタート部族による集会の禁止、武器不携帯などの合意が交わされたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市南西部の街区などで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、ダーイシュは同市に14発の迫撃砲を撃ち込んだ。

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(11月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市で住民2人を姦通罪により、石打刑に処し、殺害した。

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ヒムス県では、SANA(11月25日付)によると、ジャズル・ガス採掘所北部、シャーイル・ガス採掘所周辺、バルアース山一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月25日付)によると、マフルーム村、ウンム・キバル村、アブドゥルアズィーズ山サディーク分岐点で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 25, 2014、AP, November 25, 2014、ARA News, November 25, 2014、Champress, November 25, 2014、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2014、al-Hayat, November 26, 2014、Kull-na Shuraka’, November 25, 2014、al-Mada Press, November 25, 2014、Naharnet, November 25, 2014、NNA, November 25, 2014、Reuters, November 25, 2014、SANA, November 25, 2014、UPI, November 25, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポ市郊外で、シリア軍とヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線の激戦続く(2014年11月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハンダラート・キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

またザフラー町南部、アレッポ市ザフラー協会地区などで双方は激しく交戦した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(11月25日付)は、アンサール・ディーン戦線側がハンダラート・キャンプ郊外の工業地区を制圧したと報じた。

またARA News(11月25日付)によると、アンサール・ディーン戦線らはザフラー町南部入り口の複数のビルを制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、政治治安部がヒムス市で共産主義行動党のヤースィル・ムルヒム氏(アラウィー派)を逮捕した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ周辺を砲撃、国防隊とともに、ティーバ市一帯、ザブディーン村一帯、ハティータト・ジャルシュ町一帯で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ダーライヤー市、ハラスター市、ミスラーバー郊外、ジスリーン町、カフルバトナー町、ザマルカー町、ザブディーン村郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市各所をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ブスラー・シャーム市、シャイフ・マスキーン市、ダルアー市カルク地区、旧税関地区周辺、バジャービジャ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、アンサール・シャリーア大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月25日付)によると、ムウダミーヤ村、ハシャービーヤ村、ジャルーフ村、クライブ・サウル村、ハッダージュ村、ムーリク市郊外、アクラブ町、カルカート村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月25日付)によると、イシュタブラク村一帯などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 25, 2014、AP, November 25, 2014、ARA News, November 25, 2014、Champress, November 25, 2014、al-Hayat, November 26, 2014、Kull-na Shuraka’, November 25, 2014、al-Mada Press, November 25, 2014、Naharnet, November 25, 2014、NNA, November 25, 2014、Reuters, November 25, 2014、SANA, November 25, 2014、UPI, November 25, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:ラタキアの反体制武装集団がダーイシュに参加(2014年11月25日)

『クドス・アラビー』(11月25日付)によると、ラタキア県郊外で活動するイッズッディーン・カッサーム大隊の戦闘員がフェイスブックを通じて、ダーイシュ(イスラーム国)への加入を表明した。

イッズッディーン・カッサーム大隊はシャーム・イスラーム運動とともに武装闘争を行っていた。

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西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は声明を出し、アレッポ県ヌッブル市、ザフラー町一帯でのシリア軍、国防隊と、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦に人民防衛隊が参戦し、シリア軍側を支援しているとの情報を否定し、同戦闘に参加していないと発表した。

ARA News(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 25, 2014、AP, November 25, 2014、ARA News, November 25, 2014、November 26, 2014、Champress, November 25, 2014、al-Hayat, November 26, 2014、Kull-na Shuraka’, November 25, 2014、al-Mada Press, November 25, 2014、Naharnet, November 25, 2014、NNA, November 25, 2014、al-Quds al-‘Arabi, November 25, 2014、Reuters, November 25, 2014、SANA, November 25, 2014、UPI, November 25, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:イスラエルでダーイシュの教練を受けた48年パレスチナ人が逮捕(2014年11月24日)

イスラエルのシンベイトは声明を出し、10月24日にイスラエル・アラブ人(48年パレスチナ人)のハムザ・マガーミサ氏がダーイシュ(イスラーム国)の教練を受けたとして逮捕した、と発表した。

同声明によると、マガーミサ氏は、友人2人とともにトルコ経由でシリアに潜入、ダーイシュのキャンプで教練を受けたのち、イスラエルに帰国したところを逮捕されたという。

AFP(11月24日付)が伝えた。

AFP, November 24, 2014、AP, November 24, 2014、ARA News, November 24, 2014、Champress, November 24, 2014、al-Hayat, November 25, 2014、Kull-na Shuraka’, November 24, 2014、al-Mada Press, November 24, 2014、Naharnet, November 24, 2014、NNA, November 24, 2014、Reuters, November 24, 2014、SANA, November 24, 2014、UPI, November 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ダイル・ザウル、ハサカ、アレッポで、シリア軍、有志連合がダーイシュを爆撃(2014年11月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市でダーイシュ(イスラーム国)の宗教警察(ヒスバ)が外国人戦闘員22人を処刑した。

またブーカマール市で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、サウジアラビア人、チュニジア人などダーイシュ戦闘員6人が爆殺された。

さらにシリア軍がダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区を空爆し、外国人戦闘員ら13人が死亡した。

また米国など有志連合がブーカマール市を空爆し、ダーイシュ戦闘員3人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市内各所で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、市庁舎周辺の複数の建物、治安厳戒地区周辺の街区を制圧した。

この戦闘で、ダーイシュの戦闘員18人が死亡、人民防衛隊側にも多数の死者が出たという。

また米国など有志連合も少なくとも5回にわたって同地を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯でシリア軍とイスラーム国(ダーイシュ)が交戦、シリア軍がジバーブ・ハマド村、ファースィダ村、ジャズル村、ドワイズィーン村一帯を砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(11月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、シャーイル・ガス採掘所に至る戦略的要衝のタッル・マフルを奪還した。

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米中央軍によると、21日以降、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して9回の空爆を行った。

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ダーイシュ(イスラーム国)のハイル州(ダイル・ザウル)は布告を発し、ラッカ州とは逆に、シリアの夏時間を採用することを決定したと発表、住民に対して夏時間での生活を行うよう求めた。

Kull-na Shuraka', November 24, 2014
Kull-na Shuraka’, November 24, 2014

 

AFP, November 24, 2014、AP, November 24, 2014、ARA News, November 24, 2014、Champress, November 24, 2014、al-Hayat, November 25, 2014、Kull-na Shuraka’, November 24, 2014、al-Mada Press, November 24, 2014、Naharnet, November 24, 2014、NNA, November 24, 2014、Reuters, November 24, 2014、SANA, November 24, 2014、UPI, November 24, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌッブル市、ザフラー町へのヌスラ戦線らの攻勢を受け、シリア軍、国防隊、YPGが連携しこれを撃退(2014年11月24日)

アレッポ県では、『ハヤート』(11月25日付)などによると、シャームの民のヌスラ戦線、ムジャーヒディーン軍などからなる武装集団がヌッブル市、ザフラー町への砲撃を行う一方、国防隊と交戦した。

この戦闘で、国防隊はヌスラ戦線側の戦闘員数十人を殲滅、戦車などを破壊したという。

これに関して、複数の反体制活動家らは、武装集団によるヌッブル市とザフラー町制圧は間近だったが、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、援軍、武器弾薬を派遣し、国防隊が劣勢を脱したと主張した。

アフリーン市の複数の活動家によると、人民防衛隊が派遣したのは、戦闘員数十人と大量の武器弾薬。

またシリア軍のヘリコプターが、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の首都でヌスラ戦線などに包囲されているアフリーン市に武器弾薬、食糧などからなる救援物資数十箱を投下したという。

一方、シリア人権監視団によると、ブライジュ村周辺、ハンダラート・キャンプ一帯、アレッポ市サカン・シャバービー地区、マイサルーン地区、アシュラフィーヤ地区、ハナーヌー地区でも、シリア軍とアンサル・ディーン戦線、ヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

他方、SANA(11月24日付)によると、シリア軍が、国防隊の支援のもと、製材所一帯、マクラア村一帯、ウワイジャ地区周辺の丘陵地帯で、シャームの民のヌスラ戦線など武装テロ集団を殲滅、同地の戦略的拠点複数カ所を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バスィーマ町、アイン・フィージャ町一帯をシリア軍が地対地ミサイルで攻撃、またザブディーン村一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月24日付)によると、ミスラーバー村、ザマルカー町・アイン・タルマー村間、ドゥーマー市、ザブディーン村およびその周辺、ジャラージール無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、アジュナード・シャーム・イスラーム連合戦闘員、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフラーク、ムジャイディル村、カイラータ村、クーム・ラマール村を砲撃、ブスラー・シャーム市、シャイフ・マスキーン市で国防隊とともにジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、SANA(11月24日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月24日付)によると、アイン・ダナーニール村、マスアダ村近郊、マスウーディーヤ村、ジャッブーリーン村、ラスタン市、ウンク・ハワー村、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月24日付)によると、サラーキブ市、シュグル村、カフルナジュド村、クーリーン村、タラブ村、サルミーン市近郊、アブー・ズフール町、ハーン・スブル村、ヒーラー村、クファイル村、シャイフ・スィンディヤーン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月24日付)によると、シャイフ・マスキーン市およびその周辺、ブスラー・シャーム市、マアルバ、ジーザ、ナイーマ、アトマーン村、カフル・ナースィジュ村、イブタア町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ジスル・ハウラーン旅団、第1軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(11月24日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 24, 2014、AP, November 24, 2014、ARA News, November 24, 2014、Champress, November 24, 2014、al-Hayat, November 25, 2014、Kull-na Shuraka’, November 24, 2014、al-Mada Press, November 24, 2014、Naharnet, November 24, 2014、NNA, November 24, 2014、Reuters, November 24, 2014、SANA, November 24, 2014、UPI, November 24, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:シリア国民連合、暫定政府閣僚人事をめぐって迷走(2014年11月24日)

21日からトルコのイスタンブールで開催されていたシリア革命反体制勢力国民連立の総合委員会(第17回)は、アフマド・トゥウマ暫定内閣の閣僚の信認投票を実施した。

しかし、シリア民主主義者連合、シリア・クルド国民評議会、自由シリア軍参謀委員会のメンバーら総合委員会メンバー50人は、閣僚人事案(トゥウマ暫定首班が提出)に反対し、信任投票を欠席し、シリア・ムスリム同胞団メンバーらのみで投票が行われた。

過半数(56票)を得て信認された閣僚は以下の通り:

サリーム・イドリース国防大臣(58票)

アワド・アフマド・アリー内務大臣(57票)

ムハンマド・ワジーフ・ジュムア保健大臣(57票)

ヤースィーン・ナッジャール運輸工業大臣(58票)

イマード・バラク教育大臣(57票)

フサイン・バクル地方自治難民大臣(56票)

ワリード・ズウビー農業大臣(56票)

また以下の5人は過半数の信任を得られなかった。

イブラーヒーム・ミールー経済大臣(45票)

カイス・シャイフ法務大臣(53票)

イリヤース・ワルダ・エネルギー石油大臣(52票)

タグリード・ハジュリー文化大臣(48票)

ガッサーン・ヒートゥー副首班(53票)

Kull-na Shuraka', November 24, 2014
Kull-na Shuraka’, November 24, 2014

この結果を受け、シリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ議長は、総合委員会が開催された11月21日以降の委員会におけるすべての決定を廃す決定を下し、アフマド・トゥウマ暫定内閣の閣僚人事を凍結した。

一方、アラビーヤ・チャンネル(11月24日付)によると、トゥウマ暫定首班は、閣僚人事凍結を受け、ウバイダ・ナッハース氏を暫定外務大臣に推挙したが、これをめぐっても総合委員会内で対立が生じ、トゥウマ暫定首班は外務大臣職を事実上廃止、外務省を連立の所轄とすることを余儀なくされたという。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がアレッポ市を中心に推し進める「戦闘中止」イニシアチブに関して、トルコの主張に準じるかたちで「安全地帯」の設置がこのイニシアチブを完成させるとの姿勢を示し、対トルコ国境に幅35キロの緩衝地帯、対ヨルダン国境に幅33キロの緩衝地帯を設置し、対レバノン国境のカラムーン地方とともに、シリア軍および親政権の民兵の駐留を禁止するよう求めた。

また声明では、これらの地域上空を飛行禁止空域とするよう求める一方、人道支援物資の供与、逮捕者の釈放が要求された。

AFP, November 24, 2014、AP, November 24, 2014、ARA News, November 24, 2014、Alarabia, November 24, 2014、Champress, November 24, 2014、al-Hayat, November 25, 2014、Kull-na Shuraka’, November 24, 2014、al-Mada Press, November 24, 2014、Naharnet, November 24, 2014、NNA, November 24, 2014、Reuters, November 24, 2014、SANA, November 24, 2014、UPI, November 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ダイル・ザウル市一帯でダーイシュとシリア軍の戦闘激化(2014年11月23日)

ダイル・ザウル県では、ARA News(11月23日付)によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区をシリア軍が空爆し、また同地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ダーイシュはこの戦闘で、フワイジャト・サクル地区周辺のシリア軍拠点を砲撃したという。

また、クッルナー・シュラカー(11月23日付)によると、ハラービシュ山上空でシリア軍戦闘機が攻撃を受け、墜落した。

これに関して、シリア人権監視団は、同地を支配するダーイシュ(イスラーム国)が撃墜したと発表したが、クッルナー・シュラカーは正確な情報はない、としつつ、故障による墜落の可能性が高いと指摘した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月23日付)は、ダーイシュはダイル・ザウル市内の複数カ所から「教練のため」として戦闘員を撤退させたと報じた。

他方、SANA(11月23日付)によると、ダイル・ザウル市各所で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市内のハール市場地区などで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

また米国など有志連合は、アイン・アラブ市南東部のダーイシュ拠点を空爆、イラク・クルディスタン地域政府ペシュメルガ部隊も人民防衛隊とともに、同市およびその周辺のダーイシュ拠点を砲撃した。

これに対して、ダーイシュも同市内を迫撃した。

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ハサカ県では、ARA News(11月23日付)によると、ハサカ市南部および南部郊外で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またARA News(11月24日付)によると、ラアス・アイン市で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を標的としたダーイシュ(イスラーム国)による自爆攻撃が2件発生したが、人民防衛隊はこれを阻止した。

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ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、ジャズル村、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 23, 2014、AP, November 23, 2014、ARA News, November 23, 2014、November 24, 2014、Champress, November 23, 2014、al-Hayat, November 24, 2014、Kull-na Shuraka’, November 23, 2014、al-Mada Press, November 23, 2014、Naharnet, November 23, 2014、NNA, November 23, 2014、Reuters, November 23, 2014、SANA, November 23, 2014、UPI, November 23, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラ戦線がアレッポ県内のアサド政権の「牙城」に向けて進撃(2014年11月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、ザフラー町南部の工業地区で国防隊など住民と戦闘の末、同地を制圧した。

反体制武装集団はまた、バヤーヌーン町とマーイル町を結ぶ街道上に位置するザフラー町東部制圧をめざし、ハンダラート・キャンプ一帯に対する軍の攻勢を軽減しようとしているという。

この戦闘でヌスラ戦線戦闘員8人が死亡、国防隊側も多数の死傷者が出た他、ヌスラ戦線によるザフラー町、ヌッブル市への砲撃で住民1人が負傷し、その後死亡したという。

また、ブライジュ村、製材所一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、アンサール・ディーン戦線と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザブディーン村で反体制武装集団がシリア軍部隊を要撃し、兵士25人を殺害した。

シリア軍部隊はザブディーン村への突入に成功したが、武装集団の要撃を受け、撤退したという。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がザブディーン村およびその周辺で作戦を続け、同村南東部一帯で反体制武装集団を殲滅し、制圧地域を拡大した。

またダーライヤー市、ナシャービーヤ町、ナシャービーヤ町・ザマーニーヤ村間街道、アーリヤ農場、ハラスター市、アイン・タルマー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(11月23日付)によると、ハサカ市中心街で、爆弾が仕掛けられたバイクが爆発し、子供1人を含む住民4人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(11月23日付)によると、タッル・シハーブ町、アルマー町、サイーラ村、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市、ダルアー市ヤルムーク学校周辺、ミスリー交差点一帯、避難民キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、ラッフーム村、カフルラーハー市、タルビーサ市、ワーディー・サマルミル村、アーミリーヤ村、ジバーブ・ハマド村、ドゥワイズィーン村、ファースィダ村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月23日付)によると、クーズ山、ザーヒヤ山、ハーン・ジャウズ村、ワーディー・シャイハーンで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月23日付)によると、ラスム・マイヤート村、タンジャラ村、バルシューン村、カフルラーター村、アルバイーン山一帯、サルミーン市、バイト・キヤーリー村、ハーン・スブル村、アブー・ズフール町などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月23日付)によると、ウンム・マイヤール村、サッルージュ村、カフルズィーター市、ラターミナ町、ズラーキーヤート村、クダイブ・バーン村、マクラア・バティーヒー村、アドラ村、ウカイリバート町、ハーヌーティーヤ村、トゥルクマーニーヤ村、カスタル・ガーズィー村、北カスタル村、アブー・フバイラート村、ハマーディー・ウマル村、アルシューナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(11月23日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 23, 2014、AP, November 23, 2014、ARA News, November 23, 2014、Champress, November 23, 2014、al-Hayat, November 24, 2014、Kull-na Shuraka’, November 23, 2014、al-Mada Press, November 23, 2014、Naharnet, November 23, 2014、NNA, November 23, 2014、Reuters, November 23, 2014、SANA, November 23, 2014、UPI, November 23, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年11月22日)

スィラージュ・プレス(11月23日付)などは、シリア革命反体制勢力国民連立の元議長で無所属の反体制活動家のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏がトルコのアンタキア市郊外の自由シリア軍参謀委員会メンバーらを訪問し、モスクワ訪問の結果などについて意見を交わしたと報じた。

ハティーブ氏は参謀委員会メンバーらとの会合で、ロシアを含む多くの国が、ジュネーブ合意に基づく紛争解決プロセスにおいて、アサド政権の退陣を求めなくなっていると指摘したという。

ハティーブ氏と参謀委員会メンバーらは、アサド大統領および政権幹部の退任と引き替えに、国防、内務など既存の国家機関を維持するという方針で合意したという。

Siraj Press, November 23, 2014、al-Hayat, November 24, 2014、Kull-na Shuraka’, November 23, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:ラブロフ露外相は、米国によるアサド政権打倒の試みに疑義(2014年11月22日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワでのフォーラムで、米国など有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けたシリア空爆に関して、アサド政権打倒への米国の試みから「光を遠ざける」ことを狙っていると述べ、疑義を呈した。

ラブロフ外務大臣は「米国は、アサド政権が中東地域にテロリストを引きつける重要な一局をなしていると考え、その打倒への決意を正当化しようとしている。しかし、私はこうした考え方が破綻した論理に基づいていると考える」と述べた。

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ドイツのトーマス・デメジエール内務大臣は、シリアとイラクに渡航し、ダーイシュ(イスラーム国)に参加しているドイツ人戦闘員の数が約550人に上っていることをフェニックス・テレビ(11月22日付)に対して明らかにした。

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ジョー・バイデン副大統領は訪問先のトルコ訪問で、シリアの紛争での犠牲者を支援するため、1億3,500万個目ドルの追加支援を行うと発表した。

支援はトルコなどのシリア周辺諸国、そしてシリア国内のシリア人避難民への食糧支援などに対して当てられ、国連世界食糧計画(WFP)に対してその多くが供与されるという。

AFP, November 22, 2014、AP, November 22, 2014、ARA News, November 22, 2014、Champress, November 22, 2014、al-Hayat, November 23, 2014、Kull-na Shuraka’, November 22, 2014、al-Mada Press, November 22, 2014、Naharnet, November 22, 2014、NNA, November 22, 2014、Reuters, November 22, 2014、SANA, November 22, 2014、UPI, November 22, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ラッカ州で独自の時間を採用(2014年11月22日)

クッルナー・シュラカー(11月22日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州が、ラッカ市内のモスクのミナレットから、シリア時間と1時間の時差を設け、独自の時間を採用すると発表した、と報じた。

シリア時間は日本と7時間差(夏時間は6時間差)だが、ラッカ州の時間は8時間差となる。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市各所に迫撃砲30発以上を打ち込む一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が市内東部の市庁舎地区にあるダーイシュ拠点を攻撃するなどし、ダーイシュと散発的に交戦した。

また人民防衛隊とイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員は同市およびその周辺のダーイシュの拠点複数カ所を砲撃した。

AFP, November 22, 2014、AP, November 22, 2014、ARA News, November 22, 2014、Champress, November 22, 2014、al-Hayat, November 23, 2014、Kull-na Shuraka’, November 22, 2014、al-Mada Press, November 22, 2014、Naharnet, November 22, 2014、NNA, November 22, 2014、Reuters, November 22, 2014、SANA, November 22, 2014、UPI, November 22, 2014などをもとに作成。

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人権団体発表:米国など有志連合の爆撃により死者、2ヶ月で910人(2014年11月22日)

シリア人権監視団は、2014年9月23日に始まった米国など有志連合の空爆により、2ヶ月間で910人殺害されたと発表した。

このうちダーイシュ(イスラーム国)戦闘員など戦闘員は785人、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員は72人、民間人は52人(うち子供8人、女性5人)。

AFP, November 22, 2014、AP, November 22, 2014、ARA News, November 22, 2014、Champress, November 22, 2014、al-Hayat, November 23, 2014、Kull-na Shuraka’, November 22, 2014、al-Mada Press, November 22, 2014、Naharnet, November 22, 2014、NNA, November 22, 2014、Reuters, November 22, 2014、SANA, November 22, 2014、UPI, November 22, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:シリア国民連合内で対立(2014年11月21日追記)

シリア革命反体制勢力国民連立総合委員会(第17回)が、トルコのイスタンブールで開催された。

会合では、アフマド・トゥウマ暫定内閣首班が指名した8人の新閣僚の信任投票、暫定政府と連立の関係の再考、自由シリア軍参謀委員会の再編の審議などが予定されている。

しかし、アラビー・ジャディード(11月22日付)によると、ハーディー・バフラ議長が所属する民主ブロックが、ミシェル・キールー氏、リヤード・サイフ氏、ムワッファク・ニールビーヤ氏らが参謀委員会メンバーの出席の是非、暫定政府外務省の廃止の是非などをめぐって対立し、総合委員会の開会が先送りとなった。

キールー氏らは、参謀委員会メンバーが欠席したかたちでの委員会の再編、外務省の廃止に反対しているという。

Anadolu Ajansı, November 21, 2014、al-‘Arabi al-Jadid, November 22, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ダーイシュ勧誘者摘発(2014年11月21日)

NNA(11月21日付)は、レバノンの治安当局は、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーへの勧誘を行っていた容疑でイスラーム教の説教師1人を含む4人を逮捕した、と報じた。

AFP, November 21, 2014、AP, November 21, 2014、ARA News, November 21, 2014、Champress, November 21, 2014、al-Hayat, November 22, 2014、Kull-na Shuraka’, November 21, 2014、al-Mada Press, November 21, 2014、Naharnet, November 21, 2014、NNA, November 21, 2014、Reuters, November 21, 2014、SANA, November 21, 2014、UPI, November 21, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ハサカでシリア軍と米国など有志連合がダーイシュ掃討で連携(2014年11月21日)

ハサカ県では、ARA News(11月21日付)によると、ハサカ県南部郊外で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦するなか、米国など有志連合がシリア軍を援護するかたちで同地一帯のダーイシュ拠点複数カ所を空爆した。

またシリア軍はハサカ市の南東部郊外一帯のダーイシュ拠点に対しても砲撃を行った。

一方、ARA News(11月21日付)によると、ハサカ市上空を重点的に旋回するシリア軍戦闘機が早朝に目撃された。

これに関して、バアス大隊広報局は、この戦闘機が、「いまだ実戦投入されていないシリア軍の新型戦闘機」だと発表した。

他方、SANA(11月21日付)によると、ハサカ市東部郊外に位置するサブア・スクール地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)を攻撃し、多数の戦闘員を殺傷、装備を破壊した。

このほか、ARA News(11月22日付)によると、ヤアルビーヤ町近郊のナイーミーヤ村で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市東部市庁舎一帯、南東部などで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦する一方、人民防衛隊、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員が同市周辺のダーイシュ拠点を空爆した。

これに対して、ダーイシュはアイン・アラブ市各所に12回にわたり砲撃を行った。

また米国など有志連合は未明、アイン・アラブ市東部に対して空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(11月21日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がハジーン市で、レバノンのアマル運動(ナビーフ・ビッリー国民議会議長)に所属する若者2人を拘束、処刑した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所周辺でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍の精鋭部隊(砂漠の獅子部隊)兵士21人が死亡した。

一方、SANA(11月21日付)によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍によると、米国など有志連合はラッカ市近郊などに対して6回にわたって空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の戦術部隊、車輌、施設を破壊した。

なお、有志連合は21日にイラク領内では23回にわたって空爆を行った。

AFP, November 21, 2014、AP, November 21, 2014、ARA News, November 21, 2014、November 22, 2014、Champress, November 21, 2014、al-Hayat, November 22, 2014、Kull-na Shuraka’, November 21, 2014、al-Mada Press, November 21, 2014、Naharnet, November 21, 2014、NNA, November 21, 2014、Reuters, November 21, 2014、SANA, November 21, 2014、UPI, November 21, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ヌスラがクナイトラ県バアス市に侵攻(2014年11月21日)

クナイトラ県では、『ハヤート』(11月22日付)などによると、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団が、「クナイトラ県におけるシリア軍の最後の一大拠点」と目されるバアス市(人口約3万人)を攻撃した。

ヌスラ戦線の前線司令官アブドゥッラー・サイフッラー氏(在ハミーディーヤ村)によると、反体制武装集団は、戦車、迫撃砲などあらゆる兵器を投入して、バアス市攻略をめざしている、という。

戦闘員のなかには、ダイル・ザウル県でのダーイシュ(イスラーム国)の勢力拡大を逃れてきたヌスラ戦線メンバーら数百人も参加しているという。

これに対して、シリア軍は国防隊とともに同市で応戦しているが、戦闘激化を受け、住民数千人が避難したという。

同紙によると、クナイトラ県は、ハーン・アルナバ市とバアス市以外は、ヌスラ戦線らの手に落ちており、アブー・サイード・ジャウラーニーを名乗る反体制活動家によると、この二つの村が陥落すれば、クナイトラ県はヌスラ戦線らによって完全に掌握されることになる、という。

バアス市は、現在も廃墟のまま残されているクナイトラ市(第3次中東戦争でイスラエルによって占領され、その後第4次中東戦争後の撤退時にイスラエル軍が破壊)に代わり、県庁所在地として機能している都市。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村、タファス市、ハーッラ市各所などをシリア軍が砲撃し、反体制武装集団と交戦した。

この戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員10人を含む13人が死亡したという。

またナワー市近郊のウンム・ハウラーン丘にある旧シリア軍拠点で、ジハード主義武装集団戦闘員7人、女性1人、その子供5人の遺体が発見された。

一方、SANA(11月21日付)によると、アトマーン村・タファス市間街道、シャイフ・マスキーン市、イブタア町、ハマド丘、ナワー市、ダルアー市ヨルダン通りで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・サビール地区、カーディー・アスカル地区、シャッアール地区、ザフラー協会地区、ライラムーン地区、カフルハムラ村、サミーリーヤ村、カフルカール村を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃する一方、アレッポ市旧市街、ラーシディーン地区で、シリア軍、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月21日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、カースティールー地区、アルド・マッラーフ地区、ヒルバト・マアージール村、フライターン市、バンーン・フッス村、ハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村、アマーリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市ルマイラ地区サーキヤ通りで、ダーイシュ(イスラーム国)が、住民6人を「覚醒評議会に所属する」罪で処刑した。

またダーイシュは、同市内のネット・カフェから家族に連絡をとった17歳の外国人戦闘員を逮捕、連行したという。

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ヒムス県では、SANA(11月21日付)によると、ウンム・タバーイール村、ラスタン市、ハスヤー町西部、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月21日付)によると、ラーミー村、カンスフラ村、アルバイーン山一帯、タマーニア町などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月21日付)によると、サルバー村、クライブ・サウル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月21日付)によると、カフルバトナー町で武装テロ集団の退去を求めるデモが発生し、住民数百人が参加した。

AFP, November 21, 2014、AP, November 21, 2014、ARA News, November 21, 2014、Champress, November 21, 2014、al-Hayat, November 22, 2014、Kull-na Shuraka’, November 21, 2014、al-Mada Press, November 21, 2014、Naharnet, November 21, 2014、NNA, November 21, 2014、Reuters, November 21, 2014、SANA, November 21, 2014、UPI, November 21, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き:イドリブで「穏健な反体制派」再編の試み(2014年11月21日)

イドリブ県で活動する「自由シリア軍」を名乗る複数の武装集団が「南部イドリブ革命家連合」として糾合したとの声明を発表した。

「南部イドリブ革命家連合」に参加したのは、フルサーン・ハック旅団、第1旅団、第13師団をはじめとする17の武装集団。

Kull-na Shuraka', November 21, 2014
Kull-na Shuraka’, November 21, 2014

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シリア革命家戦線は声明を出し、イドリブ県で勢力を増すシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサーに対する反撃の準備が完了し、ザーウィヤ山の解放に向けて戦闘を開始すると発表した。

Kull-na Shuraka', November 21, 2014
Kull-na Shuraka’, November 21, 2014

AFP, November 21, 2014、AP, November 21, 2014、ARA News, November 21, 2014、Champress, November 21, 2014、al-Hayat, November 22, 2014、Kull-na Shuraka’, November 21, 2014、al-Mada Press, November 21, 2014、Naharnet, November 21, 2014、NNA, November 21, 2014、Reuters, November 21, 2014、SANA, November 21, 2014、UPI, November 21, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:サウジアラビアが国連安保理でヒズブッラーなどをテロ組織に認定するよう主張(2014年11月20日)

『ハヤート』(11月21日付)によると、サウジアラビアのアブドゥッラー・ムアッリミー国連代表大使は安保理で、シリアで活動するすべてのテロ組織を国連の制裁対象とする決議の採択を呼びかけ、ヒズブッラー、イラク人民兵からなるアブー・アッバース軍団(アブー・ファドル・アッバース旅団のこと)などもテロ組織に認定するよう求めた。

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『ハヤート』(11月21日付)は、ワシントンDCの信頼できる複数の消息筋の情報として、バラク・オバマ政権内で、シリアへの対応をめぐりホワイト・ハウスと国務省に根強い対立が存在している、と報じた。

同報道によると、両者はシリアへの対応をめぐる現下の戦略が失敗している点で意見を共有しているが、国務省はさらなる介入をめざしている一方、ホワイト・ハウスは、シリアの紛争に巻き込まれることを懸念しているという。

AFP, November 20, 2014、AP, November 20, 2014、ARA News, November 20, 2014、Champress, November 20, 2014、al-Hayat, November 21, 2014、Kull-na Shuraka’, November 20, 2014、al-Mada Press, November 20, 2014、Naharnet, November 20, 2014、NNA, November 20, 2014、Reuters, November 20, 2014、SANA, November 20, 2014、UPI, November 20, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:シリア領からの迫撃砲がシャブアー農場に着弾(2014年11月20日)

NNA(11月20日付)によると、シリア領から発射された迫撃砲弾2発が、イスラエル占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県ハースバイヤー郡)に着弾した。

迫撃砲弾はヘルモン山の東側から発射されたが、シリア軍と、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団のいずれかが撃ったは不明。

なお、これまでは、クナイトラ県のゴラン高原付近でシリア軍によるヌスラ戦線などへの攻撃が激化すると、イスラエル軍がシリア軍の哨所などを攻撃してきた。

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ARA News(11月20日付)は、ダマスカス郊外県カラムーン地方で反体制活動しているというアブー・カースィム・シャーミーなる人物が、同地方でのヒズブッラー戦闘員の犠牲者増加を受け、アサド政権とヒズブッラーが同地での軍事作戦をめぐって対立を深めている一方、イランからヒズブッラーへの支援も25%減少していると主張している、と報じた。

AFP, November 20, 2014、AP, November 20, 2014、ARA News, November 20, 2014、Champress, November 20, 2014、al-Hayat, November 21, 2014、Kull-na Shuraka’, November 20, 2014、al-Mada Press, November 20, 2014、Naharnet, November 20, 2014、NNA, November 20, 2014、Reuters, November 20, 2014、SANA, November 20, 2014、UPI, November 20, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:シリア軍が、ラッカ、アイン・アラブ郊外のダーイシュへの攻撃を激化(2014年11月20日)

ラッカ県では、マサール・プレス(11月20日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の本拠地ラッカ市とその周辺を空爆、民間人9人が死亡、29人が負傷した。

シリア軍の空爆はラッカ市のイグン・ハルドゥーン学校、交通警察本部、ジャワード・アンズール公園、スワイディーヤ村に対して行われた。

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アレッポ県では、SANA(11月20日付)によると、シリア軍がアイン・アラブ市郊外のワーウィヤ村でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃、戦闘員数十人を死傷させた。

シリア軍はダイル・ハーフィル市郊外のラスム・シャイフ村でダーイシュに忠誠を誓う武装集団と交戦、多数の戦闘員を殺傷した。

一方、『ハヤート』(11月21日付)によると、アイン・アラブ市ハール市場地区一帯、市庁舎周辺、自由広場一帯、ブーターン地区で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、双方合わせて11人が死亡した。

またアイン・アラブ市東部各所な南部に米国など有志連合が少なくとも3度にわたって空爆を行い、ダーイシュの迫撃砲などを破壊した。

他方、アイン・アラブ市一帯でダーイシュへの砲撃を続けるイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員に対して、トルコ国境検問所を経由して、武器弾薬の増援物資(貨物車輌7輌分)が搬入された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所周辺でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続いた。

一方、SANA(11月20日付)によると、シャーイル・ガス油田周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 20, 2014、AP, November 20, 2014、ARA News, November 20, 2014、Champress, November 20, 2014、al-Hayat, November 21, 2014、Kull-na Shuraka’, November 20, 2014、al-Mada Press, November 20, 2014、Masar Press Agency, November 20, 2014、Naharnet, November 20, 2014、NNA, November 20, 2014、Reuters, November 20, 2014、SANA, November 20, 2014、UPI, November 20, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポ県各所で戦闘激化(2014年11月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、反体制武装集団の治安要員2人が死亡した。

またアレッポ市マイダーン地区、マシャーリカ地区に迫撃砲弾複数発が着弾し、複数人が負傷、アシュラフィーヤ地区でも反体制武装集団による発砲があった。

さらにハーン・トゥーマーン村一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が砲撃を加えた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月20日付)によると、アターリブ市・アウラム・クブラー町間の街道で、ハズム運動治安部隊のアブー・アブドゥッラー司令官が乗った車が襲撃され、運転手を含む2人が死亡した。

アブドゥッラー司令官は無事だったという。

また、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務大隊が、アレッポ市内でシリア政府のスパイ3人を逮捕したと発表し、3人の映像を公開した。

他方、SANA(11月20日付)によると、サフィーラ市郊外のサミーリーヤ村、クナイトラート村、バナーン・フッス村、ミンタール村、サドアーヤー村、ターター村、カフルカール村、スィムアーン山一帯、ハーン・アサル村、ハンダラート・キャンプ一帯、アブティーン村、アレッポ市ラームーサ地区、ブスターン・カスル地区、カーディー・アスカル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルヤタイン市で、武装集団がバアス党支部書記長の自宅を襲撃、同書記長を暗殺した。

またヒムス市ワアル地区で、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、ヒムス市ワアル地区、キースィーン村、フーシュ・ハッジュー村、サアン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線のリビア人司令官がトルコ国境に近いマサーミク地方で、ウサーマ・ブン・ザイド大隊司令官を処刑した。

ウサーマ・ビン・ザイド大隊は、ダーイシュ(イスラーム国)を指示していたという。

一方、SANA(11月20日付)によると、サルミーン市およびその周辺、ハマーマ村、ムシュミシャーン村、マアッルシューリーン村、トゥウーム村、タッル・マドリーフ村、タマーニア町、ハーン・シャイフーン市、ダルクーシュ町、ダーディーフ村、サラーキブ市、カフルルーマー村、下カフタン村、シュグル村、ナフラ村、カフルシャラーヤー村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダイル・アダス村をシリア軍が「樽爆弾」などで空、またシャイフ・マスキーン市、アイン・アファー遺跡検問所周辺、タッル・ウライド検問所周辺、第82師団基地周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、ダイル・アダス村、アイン・アファー遺跡、カフル・ナースィジュ村、アクラバー村、マアスラ村、ダルアー市旧税関地区、Syriatel塔一帯などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、バアス市、ハーン・アルナバ市などで、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、双方が砲撃を行った。

一方、SANA(11月20日付)によると、クナイトラ市アラム交差点周辺、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区、ヤルムーク区周辺で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地を空爆した。

一方、SANA(11月20日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月20日付)によると、ハラスター市、アイン・タルマー村、ドゥーマー市、タッル・クルディー町農場、フーシュ・ダワーヒラ村、シャイフーニーヤ農場、ザブディーン村、ダイル・アサーフィール市、カーラ市郊外無人地帯、マシュラファ村無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム軍、ウンマ軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月20日付)によると、カフルズィーター市、ザカート村、ムーリク市東方、ジャークースィーヤ村、ウンム・マイヤール村、ワーディー・アッザーム村、ハッダージュ村、ムウダミーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 20, 2014、AP, November 20, 2014、ARA News, November 20, 2014、Champress, November 20, 2014、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2014、al-Hayat, November 21, 2014、Kull-na Shuraka’, November 20, 2014、al-Mada Press, November 20, 2014、Naharnet, November 20, 2014、NNA, November 20, 2014、Reuters, November 20, 2014、SANA, November 20, 2014、UPI, November 20, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領が公の場で4ヶ月ぶりに発言(2014年11月20日)

アサド大統領はダマスカスで、バアス党タルトゥース支部指導部および同支部所轄下の支局幹部らと会合を開き、国内情勢などについて報告を行った。

アサド大統領が公の場で発言するのは2014年7月16日の大統領就任演説以来4ヶ月ぶり。

SANA(11月20日付)によると、アサド大統領は、バアス党の役割について、今日シリアが直面している危機のなかで、万人に対して開かれたイデオロギー政党としての党の重要性が明らかになったと述べた。

アサド大統領によると、こうした重要性への認識は、領内でのテロとの戦いだけでなく、思想をもって対抗すべき過激思想との戦いが行われているなかで、より強まっているという。

アサド大統領はまた、現下の危機がこれまで以上に政治化しているがゆえ、バアス党の活動をさらに発展させる必要があると指摘し、アラブ性(ウルーバ)から発揚される明確な思想的・政治的計画を構築することで、こうした発展が可能になると述べた。

そのうえで、今後脅威に立ち向かうため党内のさまざまなレベルで対話を行うことが肝要だと強調した。

一方、シリア情勢、中東情勢、国際情勢に関して、アサド大統領は、シリア軍がさまざまなレベルで武装テロ集団との戦いを継続していると述べるとともに、国民和解を推し進めることが重要だとの認識を示した。

そのうえで国際社会が、テロリストに資金、武器を供与する諸外国に圧力をかけ、国民和解を支援する努力を行うべきだと述べた。

アサド大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)をはじめとする武装テロ集団の犯罪に対して、国際社会がどのように対処すべきかというヴィジョンを欠いていると指摘、こうした組織の台頭が無の状態から生まれることはあり得ず、シリアを破壊し、その国民統合、治安、安定を脅かそうとするタクフィール主義組織への武器、資金援助の結果だと批判した。

最後にアサド大統領は、中東地域が分岐点にさしかかっていると指摘、今後の方向性がシリア国民の抵抗、友好諸国の姿勢、そしてそれ以外の国際社会の当事者(欧米諸国、アラブ湾岸諸国など)にテロの脅威を理解させることにかかっていると力説した。

アサド大統領の報告に続いて、出席者を交えた質疑応答が行われたという。

SANA, November 20, 2014
SANA, November 20, 2014

AFP, November 20, 2014、AP, November 20, 2014、ARA News, November 20, 2014、Champress, November 20, 2014、al-Hayat, November 21, 2014、Kull-na Shuraka’, November 20, 2014、al-Mada Press, November 20, 2014、Naharnet, November 20, 2014、NNA, November 20, 2014、Reuters, November 20, 2014、SANA, November 20, 2014、UPI, November 20, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:ヘーゲル国防長官、「(アサドは)間接的に得をしている」(2014年11月19日追記)

チャック・ヘーゲル米国防長官はCBS(11月19日付)のインタビューで、シリアのアサド政権がイスラーム国との戦いのために米国が主導する有志連合の空爆によって「間接的に得をしている…。こうした状況を作り出したのはアサドだ。シリアで軍事的解決はないだろう。外交的解決があるのみだ…。誰も完全に失敗した政府をシリアに望んでいない。アサドがどのように去るかがきわめて重要だ」と述べた。

CBS, November 19, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:ヌスラ戦線が拘束する人質の解放条件をダーイシュが提示(2014年11月19日)

MTV(11月19日付)は、シリアのカラムーン地方(ダマスカス郊外県)のシリア筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)が、シャームの民のヌスラ戦線によって拘束されているレバノン軍兵士・治安部隊隊員を、ルーミヤ政治刑務所に収監されているジハード主義武装集団の釈放を条件に解放するとの姿勢を示している、と報じた。

AFP, November 19, 2014、AP, November 19, 2014、ARA News, November 19, 2014、Champress, November 19, 2014、al-Hayat, November 20, 2014、Kull-na Shuraka’, November 19, 2014、al-Mada Press, November 19, 2014、MTV, November 19, 2014、Naharnet, November 19, 2014、NNA, November 19, 2014、Reuters, November 19, 2014、SANA, November 19, 2014、UPI, November 19, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ラッカでバアス大隊がダーイシュの遺体を焼却か(2014年11月19日)

ラッカ県では、「ラッカで活動するバアス党大隊」を名乗る組織(いわゆるバアス大隊)がユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=NnfB9uZiWHk)に、ラッカ市でのインティファーダを通じて殺害したとするダーイシュ(イスラーム国)戦闘員の遺体を焼却する映像を公開した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市南東部のシャイフ・シューバーン村ハルナジュ村街道で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)に対して特殊作戦を行い、ダーイシュ戦闘員2人を殺害、また人民防衛隊は同市南部のミーナース街道でダーイシュを要撃、車輌を捕獲した。

さらにアイン・アラブ市自由広場近くでもダーイシュを要撃し、戦闘員3人を殺害した。

一方、ダーイシュは、アイン・アラブ市東部の市庁舎一帯(前日の人民防衛隊による自爆攻撃で、同部隊が複数施設を制圧)と、同市南西部のアレッポ街道に対して攻撃を集中させ、人民防衛隊側に複数の死傷者が出た。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が深夜から未明にかけてダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区で、爆弾を積んだ車でシリア軍を攻撃、交戦した。

また同地一帯に対してシリア軍が空爆を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、双方に死傷者が出た。

一方、SANA(11月19日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、シャーイル油田地帯の第107油田北部の3カ所を制圧した。

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ハサカ県では、ARA News(11月20日付)によると、シリア軍がミールビーヤ連隊基地近郊、アブドゥルアズィーズ山街道でダーイシュ(イスラーム国)の重火器を空爆・砲撃する一方、タッル・ハミース市近郊で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュが交戦した。

AFP, November 19, 2014、AP, November 19, 2014、ARA News, November 19, 2014、November 20, 2014、Champress, November 19, 2014、al-Hayat, November 20, 2014、Kull-na Shuraka’, November 19, 2014、al-Mada Press, November 19, 2014、Naharnet, November 19, 2014、NNA, November 19, 2014、Reuters, November 19, 2014、SANA, November 19, 2014、UPI, November 19, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:米国など有志連合がヌスラ戦線拠点を爆撃(2014年11月19日)

イドリブ県では、アナトリア通信(11月19日付)によると、米国など有志連合は、ハーリム市にあるシャームの民のヌスラ戦線の武器庫など拠点複数カ所を空爆した。

一方、SANA(11月19日付)によると、ダルクーシュ町、ダーディーフ村、サラーキブ市、カフルルーマー村、サルミーン市一帯、下カスタン村、シュグル村、ナフラ村、カフルシャラーヤー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線の特殊部隊がオートストラード・アダウィーを走行中の黒いメルセデスを、路上に仕掛けた爆弾を爆破させ破壊、乗っていた准将1人を含む3人を殺害した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトゥルナジャ村、ウーファーニヤー村、ジャバーター・ハシャブ村を空爆、バアス市、ハーン・アルナバ市一帯で、国防隊とともにジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月19日付)によると、バアス市、ウンム・バーティナ村、西サムダーニーヤ村、ジャバーター・ハシャブ村、フッリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、サイフ・イスラーム・ワ・フルカーン旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、ハーッラ市、マアルバ町、サイダー町、フラーク市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、子供1人、女性1人を含む5人が死亡した。

一方、SANA(11月19日付)によると、ダイル・アダス村、カフル・ナースィジュ村、アクラバー、アトマーン村およびその周辺、フィキーア村、イブタア町、ダリー村、ダルアー市旧税関地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ブルジュ・カーイー村・サムアリール村間、タルビーサ市をシリア軍が砲撃・空爆した。

一方、SANA(11月19日付)によると、ウンム・リーシュ村、東サラーム村、西サラーム村、ウンム・シャルシューフ村、タラフ村、カフルラーハー市、ジャズル村東北部、ワディーヒー村、ラスタン市、タッルドゥー市、サムアリール村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンサール・ディーン戦線とシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団などとの戦闘の末、ジャアーラ村、ターター村、アクラバー村を制圧した。

この戦闘で反体制武装集団側の戦闘員6人、シリア軍側の兵士5人が死亡した。

また、両者はアレッポ市南東部防空大隊基地(アシュターウィー村)周辺で交戦した。

このほか、サミーリーヤ村、ミンタール村をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(11月19日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、アシュラフィーヤ地区、バニー・ザイド地区、ラームーサ地区、アアザミーヤ地区一帯、アーミリーヤ地区、シュカイフ地区、カフルハムラ村、マンスーラ村、バンーン・フッス村、ブライジュ村一帯、フライターン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月19日付)によると、アドラ村、南カスタル村、タッル・サリーマ村、ハッダージュ村、ラターミナ町、カフルズィーター市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月19日付)によると、ダグマシュリーヤ村、ズワイク村、グマーム村、タルティヤーフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、カラムーン山地一帯郊外無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 19, 2014、Anadolu Ajansı, November 19, 2014、AP, November 19, 2014、ARA News, November 19, 2014、Champress, November 19, 2014、al-Hayat, November 20, 2014、Kull-na Shuraka’, November 19, 2014、al-Mada Press, November 19, 2014、Naharnet, November 19, 2014、NNA, November 19, 2014、Reuters, November 19, 2014、SANA, November 19, 2014、UPI, November 19, 2014などをもとに作成。

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反体制人権団体の発表(2014年11月19日)

シリア人権ネットワークは「シリアの子供たち…失われた夢」(http://sn4hr.org/public_html/wp-content/pdf/english/Syria_Children_en.pdf)と題した報告書を発表、そのなかで2011年3月以降、アサド政権の手により1万7,268人の子供が殺害されていると主張した。

同ネットワークによると、うち518人が狙撃手によって射殺され、95人が拷問によって死亡したという。

また9,500人以上の子供が当局に拘束され、1,600人の子供が失踪しているという。

なおシリア人権ネットワークによると2014年6月末時点での死者総数は12万6,534人。

この数字はシリア人権監視団(ロンドンを拠点とする反体制組織)が発表する犠牲者数に比べ6万人程度少なく、同ネットワークが発表する数値には、イスラーム国、シャームの民のヌスラ戦線などシリアの主要な反体制組織の暴力による犠牲者数が算入されていないものと思われる。

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シリア人権監視団は、10月20日から11月19日にかけてシリア軍が行った空爆が1,592回にのぼったと発表した。

空爆は、戦闘機(うち866回)、ヘリコプターによるもので、ダイル・ザウル県、ヒムス県、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県、クナイトラ県、ハマー県、アレッポ県、イドリブ県、ダルアー県、ハサカ県、ラッカ県の各所で行われた。

「樽爆弾」による空爆はうち726回。

空爆による民間人の犠牲者は396人、うち子供は109人、女性(18歳以上)は78人、男性は209人。

AFP, November 19, 2014、AP, November 19, 2014、ARA News, November 19, 2014、Champress, November 19, 2014、al-Hayat, November 20, 2014、Kull-na Shuraka’, November 19, 2014、al-Mada Press, November 19, 2014、Naharnet, November 19, 2014、NNA, November 19, 2014、Reuters, November 19, 2014、SANA, November 19, 2014、UPI, November 19, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:米国のシリア研究者が「シリア分割」を提唱(2014年11月19日)

『ハヤート』(11月19日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、米オクラホマ大学中東協力センター理事長のジョシュア・ランディス教授は、CNNでシリアを二つの国家に分割する案を提唱し、親政権、反体制を含むシリア人に波紋を投げかけていると伝えた(http://alhayat.com/Edition/Print/5770547/-حل-الدولتين–قنبلة-أميركية-توحد-السوريين—-موالاة-ومعارضة)。

ランディス教授は、実際の国境線が変更されることはなく、また米政府はまったく逆の考え方を持っているとしつつ、アレッポを首都とするスンナ派の国と、ダマスカスを首都とするマイノリティ宗派の国の二つに分割する案を提唱したという。

また『ハヤート』の取材に対して、ランディス教授は、米国が「イスラーム国」(ダーイシュ)を壊滅することはできないとしたうえで、「人々はもはや共存したくないと考えている…。スンナ派は疎外されていると感じ、過去に回帰することを望んでいない」と断じた。

ランディス教授は、シリアへの「アラブの春」波及に際して、ニコラオス・ヴァンダム氏(オランダの元外交官で、シリア研究者)らとともに同国の体制転換(国家崩壊)に好意的な姿勢を示していた。

al-Hayat, November 19, 2014をもとに作成。

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