第32回アラブ連盟首脳会議に出席するためにサウジアラビアのジェッダを訪問中のアサド大統領は、会議開催に先だってチュニジアのカイス・サイード大統領と会談し、両国の協力関係について意見を交わした。
会談で、アサド大統領は、両国関係が正常化したことに歓迎の意を示し、政治、経済だけでなく、文化、思想、民衆レベルでの関係強化の必要性を強調、両国の高官や大使らには、アラブ世界、国際社会において共同行動計画を策定するために多くの仕事が待っていると述べた。
アサド大統領はまた、シリアとチュニジアがともに「暗黒潮流」に反対する立場をとり、諸外国が標的としている思想、意識、帰属にかかわる問題を共有しているとしたうえで、アラブ人が一つの帰属意識のもとに結びつけられた単一のウンマの成員であると強調した。
SANA(5月19日付)が伝えた。
AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。
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