ロシアのSNS、ニュースサイトはシリアに駐留するロシア空軍特殊部隊の司令官がシャーム解放機構の攻撃で死亡したと伝える(2023年5月27日)

ロシアのポドポロジエ町(レニングラード州)は、VK.com(https://vk.com/podpsegodnya)を通じて、シリアに駐留するロシア空軍特殊部隊に所属するオレグ・ヴィクトロヴィッチ・ピチヴェスティ大佐がシリアでの任務遂行中に死亡したと発表した。

https://vk.com/podpsegodnya?w=wall-197411894_8184

同町によると、ピチヴェスティ大佐は、チェチェン、南オセチアなどでの任務にあたったのち、2020年にシリアに派遣され、特殊部隊の司令官を務めていた。

『ポドポロジスカヤ・プラウダ』(5月27日付)によると、ピチヴェスティ大佐は、5月25日にシャーム解放機構が行った攻撃によって死亡したという。

https://vk.com/wall-185249878_34377

死亡した場所についての言及はない。

一方、シリア人権監視団によると、ピチヴェスティ大佐が死亡したのは5月26日。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、Podporozhskaya Pravda, May 27, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023、VK.com, May 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts