ロシア対外情報局(SVR)のセルゲイ・ナルイシュキン長官は、米国が「穏健な反体制派」だとして支援を続けているイスラーム過激派を利用して、シリア国内でテロ攻撃を準備していると主張した。
ナルイシュキン長官によると、米国は、部隊を違法に駐留させ、事実上の占領下に置いているタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)において、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー数十人を教練するとともに、北・東シリア自治局の支配地にある刑務所から釈放したテロリストを定期的に補充し、シリア国内、具体的にはスワイダー県やダルアー県内の混乱した場所、店舗、政府関連機関、ヒムス県のタドムル市とダイル・ザウル県のダイル・ザウル市を結ぶ幹線道路などへの攻撃を行わせようとしているという。
RIAノーヴォスチ通信(5月30日付)が伝えた。
RIA Novosti, May 30, 2023をもとに作成。
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