イドリブ県での戦闘でシャーム解放機構メンバー1人、シリア軍兵士2人死亡(2023年6月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村近郊で同機構に所属するタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団の戦闘員1人を攻撃、これを殺害した。

一方、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊で共和国護衛隊の兵士1人を殺害、またファターティラ村一帯、ルワイハ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるドゥワイル・アクラード村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村近郊の国内避難民(IDPs)キャンプで正体不明の武装集団が、治安機関に協力する麻薬密売人と見られる男性1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, June 10, 2023、ANHA, June 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2023、Reuters, June 10, 2023、SANA, June 10, 2023、SOHR, June 10, 2023などをもとに作成。

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