国防省は声明を出し、午前1時5分に、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカス南西部の複数ヶ所に対してミサイルによる爆撃を行い、シリア軍防空部隊が迎撃、ミサイルの一部を撃破した、と発表した。
SANA(6月14日付)が伝えた。
シリア・テレビ(6月14日付)によると、シリア軍兵士1人が負傷した。
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シリア人権監視団によると、爆撃は、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港一帯、キスワ市一帯に対して行われ、「イランの民兵」の倉庫複数が破壊され、シリア軍兵士複数が負傷した。
また、「イランの民兵」複数が死亡したとの情報もあるという。
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イスラエルのアルマ調査教育センターは、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/Israel_Alma_org/)で、イランの武器や装備品の保管場所として使用されているシリア軍の基地や対空砲大が配置されているキスワ市・ジュダイダト・アルトゥーズ町間に対して爆撃が行われたと発表した。
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一方、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、イスラエル軍のF-15戦術戦闘機2機が首都ダマスカス郊外を誘導爆弾4発で爆撃、うち1発はシリア軍防空部隊のブーク地対空ミサイル・システムで撃破されたと発表した。
グリノフ副センター長によると、爆撃により、貯蔵施設2ヶ所が損傷を受けたが、死傷者はなかった。
RIAノーヴォスチ通信(6月14日付)が伝えた。
AFP, June 14, 2023、Alma Research and Education Center, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、RIA Novosti, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023、Syria TV, June 14, 2023などをもとに作成。
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