アサド大統領は、高等教育評議会の会合に出席し、議長を務め、2023年から2030年までの高等教育科学研究部門におけるヴィジョンが提起された。
フサイン・アルヌース首相および関係閣僚および関連省庁関係者が出席した会合のなかで、アサド大統領は以下の通り述べた。
教育と科学研究のツールとしての大学は、社会におけるもっとも重要な柱の一つ、発展や成長をもたらす主要なツールであり、社会の思考や職業のレベルを高める。これに対して、社会は、大学のレベルを高める。
我々の社会は科学的な成果を実現する備えが整ってはいるものの、成果を実現するためのツールとしての大学への投資については、今のところ成功はしていない。
2023年から2030年までの高等教育科学研究部門におけるヴィジョンは、教育政策のなかで提起されている高等教育にかかる主要な主題に基づいて策定されており、吸収政策(absorption policy)、教育マップ、技術教育、デジタル変革、私立大学教育、科学研究などが掲げられている。
会合で審議されたヴィジョンは、社会と国家における大学の役割を定義するため、現状、課題、将来の方向性に対応するかたちで上記の主題を優先順に配置し、ヴィジョンの実現に向けた実施戦略の作業プログラムを設定している。
また、さまざまなセクターを所轄する国家機関が、ヴィジョン、それにかかるプログラムや計画の実施において重要な役割を果たし、国家と社会が今後必要としている成果に至るのをめざすという。
SANA(6月21日付)が伝えた。
AFP, June 21, 2023、ANHA, June 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2023、Reuters, June 21, 2023、SANA, June 21, 2023、SOHR, June 21, 2023などをもとに作成。
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