ロシア軍戦闘機がイドリブ県ザーウィヤ山地方などを7回にわたって爆撃し、シャーム解放機構メンバー8人を殺害(2023年6月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のサルジャ村、アルバイーン山地方一帯を7回にわたって爆撃した。

この爆撃で、ザーウィヤ山地方にあるシャーム解放機構の拠点が狙われ、同機構に所属するハムザ旅団のメンバー8人が死亡、複数が負傷した。

シリア軍も、ザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のジューリーン村を砲撃し、住民2人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフワ村とジュビーブ村を結ぶ街道に設置されているシリア軍第5軍団の検問所で、静止を振り切って通過しようとした若者2人と検問所に駐留する部隊が交戦、若者1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, June 27, 2023、ANHA, June 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2023、Reuters, June 27, 2023、SANA, June 27, 2023、SOHR, June 27, 2023などをもとに作成。

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