ダルアー県でシリア軍兵士2人が殺害されるなか、シリア軍はタファス市一帯での掃討作戦実施に向けて部隊を派遣(2023年7月3日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市とザムリーン村を結ぶ街道で、総合情報部の装甲車の通過に合わせて、何者かが道路に仕掛けた爆弾が爆発、兵士1人が死亡、6人が負傷した。

また、ナワー市では、シリア軍兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

一方、シリア軍は、タファス市南部方面に増援部隊を派遣した。

部隊派遣は、タファス市からムザイリーブ町、ヤードゥーダ村に至る農場や平原での指名手配者に対する掃討作戦の実施が目的と見られる。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

AFP, July 3, 2023、ANHA, July 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 3, 2023、‘Inab Baladi, July 3, 2023、Reuters, July 3, 2023、SANA, July 3, 2023、SOHR, July 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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