アゼルバイジャンの首都バクーで非同盟諸国外務大臣会議(7月5~6日)が開催され、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が出席した。
ミクダード外務在外居住者大臣は会議のなかで、2月6日のトルコ・シリア大地震の被害に対する各国の支援に改めて謝意を示すとともに、非同盟運動諸国に対して、人道状況の改善、経済再建、早期復旧実現に向けたシリア政府の取り組みへの支援を呼びかけ、それによって万民の尊厳ある帰還が促されると強調した。
また、欧米諸国による一方的な制裁や封鎖を非難し、その即時撤廃を呼びかけるとともに、イスラエルによるヨルダン川西岸のジェニン市などに対する大規模な攻撃を、戦争犯罪、人道に対する犯罪と指弾した。
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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、滞在先のバクーで、アルジェリアのアフマド・アッターフ外務大臣、ベネズエラのイヴァン・ヒル・ピント外務大臣、セルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣と個別に会談した。
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SANA(7月5日付)が伝えた。
AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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