ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているフマイミーム航空基地近郊で複数回にわたって爆発が発生した。
同監視団によると、爆発は無人航空機(ドローン)1機による攻撃と、ロシア軍の迎撃によるもので、同地一帯には砲弾やミサイルの残骸や破片が落下した。
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イナブ・バラディー(7月19日付)は、複数の活動家や記者がSNSを通じて発信した情報に基づいて、ドローン1機がフマイミーム村を爆撃し、2人が負傷、ジャブラ市の国立病院に搬送されたと伝えた。
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またフェイスブック・アカウントのシリア24(https://www.facebook.com/profile.php?id=100084703038719)は、アーティフ・カウズィー中佐と妻が負傷し、ジャブラ市の国立病院で治療を受けていると発表、カウズィー中佐の写真を掲載した。
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シャームFM(7月19日付)は、ジャブラ市で、シリア軍の演習での爆発音が複数回にわたって聞こえたと伝えた。
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日刊紙『サウラ』の記者マーズィン・ドゥワイリー氏はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/profile.php?id=100089407003687)でドローン1機とミサイル1発がフマイミーム村に墜落・着弾し、救急車が負傷者を搬送したと綴った。
AFP, July 19, 2023、ANHA, July 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 19, 2023、‘Inab Baladi, July 19, 2023、Reuters, July 19, 2023、SANA, July 19, 2023、Sham FM, July 19, 2023、SOHR, July 19, 2023などをもとに作成。
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