イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月24日付)によると、シャーム解放機構が実質掌握するバーブ・ハワー国境通行所近くで、がん患者らが座り込みデモも続け、治療のためトルコに入国することを求めた。
座り込みデモは「ガンは待ってくれない」キャンペーンによる活動。
シャーム解放機構の支配地で活動するイドリブ保健局のイマード・ザフラーン広報局長によると、シリア北西部のガン患者は3200人以上にのぼり、うち半数はイドリブ市内の複数の医療施設で放射線治療を受けているが、トルコの病院での治療が必要な患者が870人いるという。
座り込みは22日から行われているという。
AFP, July 24, 2023、ANHA, July 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2023、‘Inab Baladi, July 24, 2023、Reuters, July 24, 2023、SANA, July 24, 2023、SOHR, July 24, 2023などをもとに作成。
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