外務在外居住者省は国際司法裁判所にシリアでの拷問容疑を提訴したカナダとオランダを「人権の分野において説教を行ういかなる正当性も欠いている」と非難(2023年7月26日)

外務在外居住者省の公式筋は声明を出し、国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)が15日にシリア人へのシリアの「体制」による拷問などの容疑を審理するための初公判を延期したことに、訴訟を起こしたカナダとオランダが異議を唱える声明を出したことに関して、公判延期は驚くべきことではなく、両国の声明は誤解を招くものだとしたうえで、両国がまったくの無能で、人権の分野において説教を行ういかなる正当性も欠いていると非難した。

カナダとオランダは20日に共同声明を出し、公判延期に遺憾の意を表明していた。

SANA(7月26日付)が伝えた。

AFP, July 26, 2023、ANHA, July 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2023、‘Inab Baladi, July 26, 2023、Reuters, July 26, 2023、SANA, July 26, 2023、SOHR, July 26, 2023などをもとに作成。

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