トルコ軍がハサカ県とアレッポ県を自爆型ドローンで攻撃(2023年8月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が自爆型の無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を攻撃した。

ハサカ県では、また、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍はシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のヒルバト・シャイール村、アサディーヤ村、ムシャイリファ村、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村の穀物サイロを砲撃した。

この砲撃により、ウンム・カイフ村で住民1人が負傷した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の自爆型の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村とシャワーリガ砦を2度にわたって攻撃した。

一方、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts