SANA(8月13日付)は速報で、「首都ダマスカス一帯で複数回の爆音が聞こえた。その原因については調査中である」と伝えた。
**
これに関して、シリア人権監視団は、首都ダマスカス西の山岳地帯にある「イランの民兵」のミサイル所蔵施設複数棟が爆発し、首都ダマスカス一帯で爆音が聞こえたとしたうえで、爆発の原因は不明だと発表した。
**
一方、サウト・アースィマ(8月13日付)は、イスラエルの爆撃の直後に火災が発生したと伝えた。
**
また、スプートニク・アラビア語版(8月13日付)も治安高官筋の話として、イスラエル軍戦闘機複数機が占領下ゴラン高原上空から首都ダマスカス一帯に向けてミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。
AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、Sawt al-‘Asima, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023、Sputnik Arabic, August 13, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
国連難民高等弁務官事務所(UN…