ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のF-35戦闘機2機が16日午前11時10分から11時37分にかけて、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の高度約7000メートル上空で定期航行を行っていたロシア軍のSu-35戦闘機1機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。
クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。
クリット副センター長はさらに、55キロ地帯で、F-35戦闘機2機、F-16戦闘機3機、タイフーン戦闘機2機、ラファール戦闘機1機、MC-12W偵察機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を19件確認したと発表した。
RIAノーヴォスチ通信(8月17日付)が伝えた。
RIA Novosti, August 17, 2023をもとに作成。
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