米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍が多数のIDPsに対して「タンフ55法廷」と名付けた法廷への出頭を求める訴状を送る(2023年8月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍が、ルクバーン・キャンプに身を寄せている多数の国内避難民(IDPs)に対して「タンフ55法廷」と名付けた法廷への出頭を求める訴状を送った。

出頭を要請されているIDPsは「指名手配」を受けているとされるが、ルクバーン・キャンプの住民によると、55キロ地帯、そしてルクバーン・キャンプには法廷は存在しない。

AFP, August 18, 2023、ANHA, August 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2023、‘Inab Baladi, August 18, 2023、Reuters, August 18, 2023、SANA, August 18, 2023、SOHR, August 18, 2023などをもとに作成。

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