スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場で、同市や周辺町村の住民数百人が、困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモを続け、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善などを訴えたほか、スワイダー県内のバアス党の事務所を閉鎖するよう要請した。
参加者らは、「国民は体制打倒を望む」、「バッシャール・アサドは裏切者」、「シリアは自由、自由、バッシャールは出ていけ」、「シリア万歳、バッシャール・アサドは倒れる」などと言ったシュプレヒコールを連呼、スワイダー市議会議事堂に掲げられているアサド大統領の写真を赤く塗り潰すなどして抗議の医師を示した。
デモはスワイダー市以外でも、マラフ町、ラーヒサ村、ミヤーマース村、ウルマーン村、サリーム村などでも行われ、マラフ町でのデモでは、参加者が町庁舎に掲げられているアサド大統領の写真を引きずり下ろした。
AFP, August 26, 2023、ANHA, August 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2023、‘Inab Baladi, August 26, 2023、Reuters, August 26, 2023、SANA, August 26, 2023、SOHR, August 26, 2023などをもとに作成。
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