人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、米主導の有志連合とともに、27日晩にダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸の支配地でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに対する「治安強化」作戦を開始したと発表した。
また、これに対応するかたちで、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、ハサカ市、シャッダーディー市一帯、フール町一帯地域で予防的措置として外出禁止令を発出した。
ANHA(8月28日付)が伝えた。
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一方、ロナヒTV(8月28日付)によると、アサーイシュは、ハサカ市での「治安強化」作戦の実施に合わせて予防的措置として発出していた同市での外出禁止令を解除した。
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イナブ・バラディー(8月28日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)に対するいかなる作戦も実施されていないと伝えた。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がハサカ市内にあるバズ・ニュースの事務所を強襲し、同ニュースのアフマド・アジュール支局長と記者4人、守衛らを拘束、連行した。
AFP, August 28, 2023、ANHA, August 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2023、‘Inab Baladi, August 28, 2023、Reuters, August 28, 2023、Ronahi TV, August 28, 2023、SANA, August 28, 2023、SOHR, August 28, 2023などをもとに作成。
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