シリア軍とシャーム解放機構、タウヒード・アンサールなどがアレッポ県、イドリブ県、ラタキア県で交戦(2023年9月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルタアール村一帯を砲撃し、シャーム解放機構の戦闘員1人が死亡した。

また「決戦」作戦司令室が同地近郊でシリア軍部隊を狙撃、兵士1人を殺害、2人を負傷っせた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルミーン市およびナイラブ市一帯を砲撃し、12歳の女児が死亡、その兄2人が負傷した。

シリア軍はまた、マアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃したほか、ザーウィヤ山地方一帯を砲撃、新興のアル=カーイダ系組織の一つであるアンサール・タウヒードと激しく交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がマリク丘一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イブタア町で住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 4, 2023、ANHA, September 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2023、‘Inab Baladi, September 4, 2023、Reuters, September 4, 2023、SANA, September 4, 2023、SOHR, September 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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