ANHA(9月5日付)は、親政府系の民兵組織「部族の獅子」を指導し、「イランの民兵」の支援を受けているとされるバッカーラ部族の部族長の1人ナウワーフ・バシール元人民議会議員の「傭兵と国防隊、そして犯罪分子」がアブー・ハマーム市に2020年に建設された「ユーフラテスの殉教者の廟」とその近くにあるシュアイタート・モスクを破壊し、施設に設置されていた家具などを略奪したと伝え、その被害跡の映像を公開した。
廟には、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で戦士した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、そしてダイル・ザウル軍事評議会の兵士の遺体16体が埋葬されていた。
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ANHA(9月5日付)は、ラッカ県の部族長や名士らが声明を出し、ダイル・ザウル県の部族に対して、破壊分子による治安と安定を脅かそうとする行為を許さないよう訴えるとともに、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への支持を表明したと伝え、その映像を公開した。
AFP, September 5, 2023、ANHA, September 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 5, 2023、‘Inab Baladi, September 5, 2023、Reuters, September 5, 2023、SANA, September 5, 2023、SOHR, September 5, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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