ダイル・ザウル県では、アラビー・ジャディード(9月8日付)がウィサーム・アカイディーを名乗る活動家の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘は散発的なものにとどまった。
ハスィーン村では、7日深夜から8日にかけて、ダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族が学校に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃した。
また、ウシャイティフ村に向かう街道で、シリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が負傷した。
重火器や戦車を保有していないダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族は、シリア民主軍との大規模な戦闘を避け、検問所の襲撃へと戦術を変更しつつあるという。
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シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、ジャルズィー村、シャンナーン村、スワイダーン・ジャズィーラ村などで、ダイル・ザウル軍事評議会やアラブ系部族に対する掃討・追跡活動を実施した。
シリア民主軍はまた、アブー・ハマーム市、カシュキーヤ村、ガラーニージュ市に進入し、掃討・捜索活動を行った。
ダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族の抵抗はなかったという。
AFP, September 8, 2023、ANHA, September 8, 2023、al-‘Arabi al-Jadid, September 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2023、‘Inab Baladi, September 8, 2023、Reuters, September 8, 2023、SANA, September 8, 2023、SOHR, September 8, 2023などをもとに作成。
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