スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。
デモ参加者は、これまでの要求に加えて、分権制の強化などを訴えた。
また、 デモ参加者によって構成される国民行動政治委員会を名乗るグループが、サイル広場で、ドゥルーズ派のシャイフ・アクルのトップ(精神機構(シャイフ・アクル府)議長)を務めるヒクマト・ヒジュリー師立ち合いのもと初めての声明を出し、体制打倒、政権交代などを主唱した。
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ハサカ県では、ANHA(9月15日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市で、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いスィタール女性大会のメンバーらがスワイダー市との連帯を訴えるデモを行った。
AFP, September 15, 2023、ANHA, September 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2023、‘Inab Baladi, September 15, 2023、Reuters, September 15, 2023、SANA, September 15, 2023、SOHR, September 15, 2023などをもとに作成。
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