ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。
クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-35戦闘機1機、F-16戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を8件確認したと発表した。
さらにエゴロフ副センター長は、米主導の有志連合所属のMQ-9無人航空機(ドローン)が9月18日早朝、ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸の上空約7000メートルでロシア軍のSu-35戦闘機に「危険な接近」をしたが、衝突は回避されたと発表した。
RIAノーヴォスチ通信(9月18日付)が伝えた。
RIA Novosti, September 18, 2023をもとに作成。
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