英日刊紙『ガーディアン』(9月27日付)は、ウクライナ政府が8月にG7各国に対して、イラン、シリア、そしてロシアの無人航空機(ドローン)の生産拠点を攻撃するための長距離ミサイルの配備を要請していた、と伝えた。
ウクライナ政府が8月にG7各国に提出した47ページの文書では、過去3カ月間に、国、スイス、オランダ、ドイツ、カナダ、日本、ポーランドといった西側諸国の技術を搭載したドローンを使用した爆撃が600件以上あったとしたうえで、イランがシリアの施設などを利用して生産を多角化していると指摘、西側同盟諸国に対して、「イラン、シリアにあるドローンの生産工場、およびロシア連邦内の潜在的な生産拠点へのミサイル攻撃」を提案、「同盟国が必要な破壊手段を提供すれば、ウクライナ国防軍によってこれが実行される可能性がある」と付言している。
AFP, September 27, 2023、ANHA, September 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2023、The Guardian, September 27, 2023、‘Inab Baladi, September 27, 2023、Reuters, September 27, 2023、SANA, September 27, 2023、SOHR, September 27, 2023などをもとに作成。
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