ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する治安部隊がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスーサ町で強制捜査を行い、8月末から9月初めにかけてのダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族による蜂起を支援したとの容疑で住民8人を拘束した。
また、SANA(10月2日付)によると、シュハイル村のユーフラテス川に向かう街道に設置されている検問所(バリード検問所)で、シリア民主軍が無数の村の女性30人以上を拘束、連行した。
一方、シリア人権監視団によると、ハジーン市にあるシリア民主軍の拠点が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のアッバース村からのRPG弾や迫撃砲弾による砲撃で狙われた。
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ANHA(10月2日付)は、バッカーラ部族に所属するブーバドラーン氏族の名士の1人が声明を出し、シリア民主軍への支持を表明したと伝えた。
AFP, October 2, 2023、ANHA, October 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2023、‘Inab Baladi, October 2, 2023、Reuters, October 2, 2023、SANA, October 2, 2023、SOHR, October 2, 2023などをもとに作成。
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